イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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ターゲットロックオン!よし、引用開始!
2012年04月22日 (日) | 編集 |
本日の午後4時頃、ようやく、BR(とある小説の略称)の再々再読くらいが終了した。




本当に、ようやくである。


読み始めたのは、悲しいかな当該作品論文を「いったん」提出した後の4月2日。今日が4月22日だから、ちょうど20日もかかったことになる。ちなみにBRは私が今回主に利用したペンギン版でだいたい700ページ。まあ一日35ページのペースで読んだわけだ。以前から、その本だけ読むと言うことに集中するなら一日150ページ、他のこともするなら、50ページが洋書を読む限度、と言ってきた私からすると、まずまずのペースで読めたと言えよう。

とはいえ、噂によると後輩Y君は、10日でかのDavid Copperfieldを読み切るという。あれは800ページはある、超大作である。BRもたいがい長いのだが、この100ページの違いは実はかなり大きいのだ。これは負けているわけには行くまい。私もBR位は10日、いや、いきなりそこまで行かずとも、15日で読めるくらいにしなくては。


しかし、今回改めて精読と速読を交えながらこの作品を読むことで、やっぱりこの手の研究は作品原典を読まなくてはなせるものではない、ということを強く実感した。再々再読、と表現したように、私はこの作品を他の誰よりも多くの回数、読んでいるつもりなのだが(何と言っても私が最初に論文で扱った作品だ)、それでも改めて読んでいて、




「お、こんな表現があったのか!」

「これは面白いな。」

「な、なんだってーーー!!」




などなどと思わされることが続出。
やはり作品を細かく読まなくては、良い研究は出来ないのだなあ。

現在、論文を細かく修正中だが、もちろんこの再々再読で得られた知識(本文からの引用と解釈の広がり)は大量に投入する予定である。というか、何が何でも、この経験を生かしてよりよいものに仕上げなくてはならない。


それにしても、何より嬉しかったのは、この作品を細かく再々再読することにより、上手くすればあと論文を4本くらい書けるくらい、まだまだこの作品にはネタが詰まっている、ということが確認できたことだ。

かつてその豪快さで知られた某言語学の大家の先生は、


「研究者っちゅうもんはなぁ(原文ママ)、どんなちっこいネタでも、引き延ばして論文に出来なあかんねん。」


とのたもうたという。


新たに4つくらいネタがあったのだから、せめて2つくらいはものにしたいところである。

だが、その前に仕上げるべきものを仕上げなくては。
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