イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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打てなくともどうと言うことはない
2012年04月10日 (火) | 編集 |
プロ野球が開幕して、約10日が経過した。

この間、多くの人間の首をひねらせた、「開幕投手」斎藤佑樹が、予想以上の見事なピッチングで勝ちをおさめたり、ロッテのルーキー藤岡が初登板初勝利をあげたり、中畑監督率いるDeNA横浜が初勝利をあげたり(もっとも、その後連敗しているが)、楽天の三塁ランナーが転倒してタッチアップに失敗したり、と、我々ファンに色々な話題を提供してくれている。

しかしながら、その中でももっともインパクトの大きなものは、


未だにオリックス、巨人にHRが出ていない!


という事実だろう。

既に報道等でご承知のことと思うが、両チームとも9試合を消化して、未だにチーム本塁打がゼロなのだ。2チームもそろって本塁打が出ないなどと言うのは、史上初の出来事である。

この2チームが、ともにオフに活発に補強を行ったという事実が、この事態の奇怪さを際だたせている。攻撃面のみに着目すると、オリックスは韓国の大砲イデホ、元日ハムの4番高橋信二らを獲得し、明らかに昨年よりは打線の迫力を増している。一方、巨人は横浜から4番村田を獲得した。元々小笠原やら高橋やら阿部やらが存在していることを考えれば、リーグ屈指の打線が形成されたのは間違いない。

しかし、この2チームが本塁打ゼロなのだ。
なんともおもしろい話ではないか。

オリックスの場合、打線が強化されたと言っても、スタメンで二桁本塁打を期待できるのは、イデホにT-岡田、バルディリスくらいであろう。後藤、高橋信二ともに二桁を打ったことがあるが、ここ1、2年のバッティングを見ていると、ボールが飛ばなくなったこともあって中距離打者としてのスイングを心がけているように見えるため、今年二桁に乗せるかどうかは微妙なところだろう。彼らはチャンスでヒットを打ってくれれば、それでよい。そもそもファンの私は、世間で言われるほど打てる打線だとは思っていない。従って、ここまでホームランがないのも、「へ~」という程度の驚きである。


さて、一方の巨人である。こちらはオリックスとは事情が異なる。スタメンだけを見てみても、坂本、長野、阿部、新加入の村田、小笠原、高橋由伸、と、普通に考えて二桁以上打てる打者が6人(オリックスの倍である)もいるのだ。そして繰り返しになるが、これはあくまでスタメン限定である。控えに谷やら亀井やらよくわからん外国人(ボウカー)がいることを忘れてはいけない。これで打てないわけがない。にもかかわらず、ここまで本塁打ゼロである。


他球団が巨人にエース級をぶつけてくるから、というおバカな理論はここでは当てはまらない。巨人は広島相手に三連敗を喫したが、今シーズン、見事ノーヒットノーランをあげた前田健太はこのカードではなく、次の横浜戦で登板している。また広島の準エースバリントンが投げたのも次の横浜戦、ルーキーながら三本柱の一角を担う野村も横浜戦だ。要するに、巨人は広島の裏ローテ三人に押さえ込まれ、結果あっけなくサンタテを食らったのである。言い訳もへったくれも何もない。


私の場合、別に巨人ファンではないので、毎試合事細かにチェックしているわけではないが、それでも見ていて感じるのは、指揮官である原監督が笛を吹きすぎる、ということだ。
たとえば先日の阪神戦、ランナー1塁の場面で調子のあがっていない小笠原に対して、監督は送りバントを命じた。結局フルカウントからランナーがスタート、結果は最悪の三振ゲッツーとなったわけだが、この場面などは、原の悪い癖が出たと言って良いだろう。ともかくこの男は動きたくて仕方がないのだ。しかし、これまでのプロ野球生活で犠打わずかに1個しか記録していない小笠原に、シーズンの最終戦ならいざ知らず、この序盤でバントを命じる、というのは、人の使い方という観点から見ても、戦術という観点から見ても、常軌を逸していると言わざるを得ない。加えて言うならば、「バントの失敗の仕方を見て作戦をやめた」という談話をコーチが出しているが、これなどアホ丸出しだろう。バントが上手いわけがないのは、過去の経歴を見れば、火を見るよりも明らかなのだから。

原監督の理想は、9回1点差でリードされた2アウト1塁で盗塁して勝つ、という、自分の父親がやっていた野球らしいが、理想と現実をごっちゃにしてもらっては困る。

選手というのは、監督の顔を見て戦っているのである。この空回りぶり、焦りが、チームに伝染して打てなくなっている、と考えることは、あながち的外れではあるまい。原監督はしばしば、永遠の若大将、と呼称されることがある。これは彼の持つ爽やかなイメージをよく表した愛称ではあるが、同時に「いつまでも幼い」という蔑称でもあることを、本人が自覚するべきだ。彼が落合のようなどっしりと構える野球をやり出したら、他球団は怖いと思うのだが。。。

赤の他人からすると、このまま空回りを続けてもらって、シーズン中に、巨人史上初の監督解任(いや、人事異動か)、という展開になれば面白いのだが、それは望みすぎというべきか。

とはいえ、あれだけの陣容である。ホームランは別としても、そろそろ得点を取り出す頃だろう。ひょっとすると、この前の日曜日の阪神岩田のピッチングが目を覚まさせてしまったかもしれない(だとしたら罰金ものだ)。
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2012/04/10(火) 23:36:09 | まとめwoネタ速suru
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