イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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ミコーバー、大いにキレる
2012年03月17日 (土) | 編集 |
馬鹿も休み休みに言え!







プロ野球読売ジャイアンツがドラフトの際に申し合わせの「最高標準額」(なんという不思議な日本語!)を遙かに超える金額を支払っていた問題、、、ではない。
この問題自体、法的と言うより倫理的に恥ずべきものであり、新旧にかかわらず糾弾されてしかるべきだろうが、それよりももっと大きな問題が発生したようだ。

以下、今日の日刊スポーツのニュースを引用する。


真田今季も日本 巨人有力

昨オフ横浜(現DeNA)に自由契約を申し出て、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米球界移籍を目指していた真田裕貴投手(28)が、今季も日本球界でプレーすることが16日までに確実となった。移籍先は巨人が有力とみられる。年明けからアメリカ各地で自主トレを継続。今月上旬、アリゾナ州で複数球団のトライアウト(入団テスト)を受けた。ドジャースは最終選考まで残ったが、惜しくも夢はかなわなかった。熟慮を重ねた結果、今季も日本球界でプレーする決断をした。

 3年連続50試合以上に登板している右腕の動向は、国内数球団が調査を継続していた。中でも巨人は、早い段階から真田の現状を精査。中継ぎはもちろん先発の経験も豊富で、投手陣にさらなる厚みを加えるべく、かねて高い評価をしていた。

 巨人復帰を果たせば、真田にとっては4年ぶりの古巣復帰となる。不退転の決意で自由契約となり、例年以上に激しいトレーニングを継続してきた。30日のシーズン開幕まで2週間を切ったが、問題なくスタートできる可能性が高い。屈指のタフネス右腕が、今季も日本で腕を振るう。

引用終わり。

はっきり言って開いた口がふさがらないとはまさにこのことだ。
事前に、真田の実力から見て、そして昨今の日本人選手の失態(やはり井川のインパクトと、松坂のイマイチなピッチングは痛い)に鑑みて、彼がポスティングにかかっても、応札されるわけがないと言うことは十分に予想された。そして案の定入札はなかったわけだが、それでも、テストを受けてマイナーでも良いからメジャーを目指したい、と本人が主張するため、横浜は自由契約という形(これも非常に悪い形であるが)で彼を放出してやったのである。しかし、テストの結果は不合格。さすがに一年浪人する度胸はなく(するべきだとは思うが)、ごめんなさい、やっぱり日本でやります、となったのだろう。ここまでは、かなり恥ずかしいが、それでもまあ仕方がない。だが、なぜそこで契約する日本の球団が巨人となるのか?巨人が早い段階から熱心に調査をしていたから、その熱意に負けて???アホも休み休みに言え!真田は未だにフリーエージェントの資格を有しておらず、横浜も彼の強いメジャーへの意欲がなければ、決して自由契約にしたりする選手ではなかった。従って、少なくともFAの権利を取得するまでのあと何年かは、トレードか解雇でもない限り、横浜の選手でなくてはならないはずだった。もしここで「大リーグに行けなかったから、日本に残留します、一番熱心で、条件も良かった巨人に入ります」、というようなことになれば、これは形を変えた、抜け道的なFA権と同じことになってしまう。これは巨人だから問題なのではない。阪神でも、オリックスでも問題であり、ともかく出身球団以外に入団する、というのが問題なのだ。彼がもし日本に残るというのなら、最低年俸で横浜に残留するのが筋だろう。少なくとも、まず横浜に独占交渉権を与えてしかるべきであり、横浜が「彼は要りません」と改めて言わない限り、他の日本の球団と交渉する権利を、彼および代理人(いれば、だが)に与えてはならない。

今回の事例では、真田という、かなり微妙なランクの選手が中心となっているため、あまりマスコミの目を引かないのかもしれない。しかし、現在の日本選手に対するアメリカの評価を考えると、もっと上位ランクの選手が同様のケースに陥ることも十分考えられる。現在ロッテに在籍する井口は、ダイエーを自由契約にしてもらい(裏でセクハラでおなじみの当時の球団社長と、入団時からの密約があったとのことだ)、ホワイトソックスへ移籍した、ということを忘れてはならない。井口は当時、30本30盗塁が期待できるスタープレイヤーだった。が、ポスティングでの移籍に失敗した中島の例を出すまでもなく、今、同レベルの選手がポスティングで移籍を志したとしても、うまく移籍できる可能性は高くはない。そのランクの選手が結局メジャーにいけず、日本に残留下は良いが、他球団にぽんと移籍してしまったらどうするのか。

メジャーを夢(「とぅめ」と読む)と抜かす自分知らずはあまた存在しており、今季移籍した選手たちの成績如何では、同じように最悪自由契約にしてもらってででもメジャー移籍を目指したい、という選手たちが増えることが予想される。そしてそうなった場合、同じようなケースが起こる可能性は決して低くない。悪しき先例を作らないためにも、NPBは対応すべきだろうし、またマスメディアもこちらの問題こそ、大きく取り上げるべきだと思うが。少なくともさらっと「巨人有力」などと書く姿勢は非難に値する。
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