イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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ハードの性能の差が、売り上げの絶対的な違いではないことを教えてやる!
2012年02月20日 (月) | 編集 |
ハードの性能の差が、売り上げの絶対的な違いではないことを教えてやる。


本日はブログ更新日。とはいえ、今日は家にいて、特にネタもない。さて何を書いたものか、と思いながらネットを散見していたところ、おやまあ、私向きのとっておきの記事が見つかった。以下、結構長くなるのだが引用してみる。



タイトル:3DSがPSVitaから奪ったもの
http://allabout.co.jp/gm/gc/390384/

■PSVitaはどうなった?

 2011年末、PSPの後継機として発売された新型携帯ゲームハードPlayStationVita(以下PSVita)。発売週には潤沢な出荷を背景に好調なスタートを切りましたが、どうやらその後、苦戦をしているようです。それも、ちょっとやそっとの苦戦ではなく、かなりの大苦戦です。

 どのくらいの苦戦かというと、PSPの発売時を下回るペースというぐらいの苦戦です。PSPはソニー・コンピュータエンタテインメントが初めて携帯ゲーム機市場に参入したハードで、立ち上がりに関しては必ずしも順風満帆とは言えませんでした。しかし、PSVitaはそれをさらに下回っているのが現状です。

 PSVitaが今いったいどうなっているのか、なぜ苦戦しているのか、考えてみたいと思います。

■好発進するも、急降下

 冒頭お話しした通り、PSVitaは発売週に関しては好調でした。PSPの発売時と比較しながら数字を追ってみましょう。

 PSVitaの初週販売台数が約32万台。PSPの発売週が約17万台ですから、2倍近いスタートです。続いて2週目、PSVitaは約8万台、実はPSPも2週目は約8万台でした。この後PSVitaは週を重ねるごとに数字を落とし、5週目には1万台代までに落ち込みます。PSPとペースを比較すると、5週目でほぼ並んで初週の貯金を使い切った形になり、6週目の時点では完全に逆転されています。

 PSVitaもPSPも、発売日近辺に購入するのは新しいハードをいち早く手にしたいマニアや、コアなPlayStationファンが多数だったと考えられます。こういった層はわりと固定的ですから、発売日に出荷不足から品切れになったPSPと比較して、PSVitaは潤沢な出荷で滞りなく販売を伸ばした分、その後の伸びが衰えることはそれほど不思議ではありません。

 しかし、週販売が1万数千台というレベルまで落ち込むとなると、ちょっと話が違います。極端にコアな層だけが素早く食いついて、その周辺への広がりが非常に弱い印象が拭えません。このまま改善が見られないと、非常に低い水準のまま推移していく可能性もあります。

 では、どうしてこういう状況になっているのでしょうか?

■人気タイトルが不足しているから売れない?

 ハードが売れないということになると、人気タイトルの不足が原因というのが決まり文句です。広い意味では、PSVitaも同じことが言えます。ただし、これまでのPlayStation系ハードと比較して本体と同時に発売されたタイトルが弱いかと言えば決してそんなことはありません。

 例えば、PSPの本体同時発売タイトルを挙げてみましょう。みんなのGOLF ポータブル、リッジレーサーズ、ヴァンパイア クロニクル ザ カオス タワー、麻雀格闘倶楽部、ルミネス -音と光の電飾パズル-、アーマード・コア フォーミュラフロントの6作。ついでに発売と同時に爆発的に売れたPlayStation2も例に出してみると、 リッジレーサーV、ストリートファイターEX3、drummania、決戦、A列車で行こう6、エターナルリング、ステッピングセクション、麻雀大会3 ミレニアムリーグ、森田将棋、柿木将棋4の10作。

 対して、PSVitaの本体同時発売タイトルは、ダウンロードオンリータイトルを含めずパッケージ販売のタイトルのみで、なんと20本。その中には定番のみんなのGOLF6やリッジレーサー、格闘ゲームにULTIMATE MARVEL VS.CAPCOM3、アクションには真・三国無双NEXT、さらにアンチャーテッド 地図なき冒険の始まりなど、全部はとても挙げきれませんが十分な役者がそろっています。

 つまり、本体同時発売タイトルに問題があるわけではないのです。むしろ不安があるとすれば、これから発売されるタイトルかもしれません。

■3DSが与えたダメージ

 PSVitaが売れるシナリオを考えてみると、まず一つは性能と価格の戦略。PSVitaは二つのモデルがあり、安い方のWiFiモデルは24,980円です。これが発表されたとき、Web上などで見られた多くの反応は安い、というものでした。比較対象はニンテンドー3DS(以下3DS)で、当時3DSが25,000円でしたから、3DSよりも高性能なのに3DSよりも安いというのがPSVitaが最初にいた立ち位置です。

 もう一つのシナリオは、モンスターハンターポータブル(以下モンハンP)シリーズ。PSPの後継機なわけで、当然PSPで育ったモンハンPシリーズの続編が発売されるのではという期待感があります。

 そしてこの両方が、発売を前にして3DSに潰されることとなります。3DSは8月に1万円の値下げをして、本体価格を15,000円に改訂。さらに9月にはモンスターハンター3Gの発売を発表。この時点で3DSがPSVitaよりも1万円近くも安く、さらにモンスターハンターシリーズが遊べるハードというポジションを獲得します。

 相対的に、PSVitaは携帯ハードにしては非常に高価なわりに、目玉タイトルがよく見えないという状況に陥りました。結果、コアなファンこそいち早く手にいれてくれたものの、その後がなかなか広がらないという展開に苦戦しています。

 PSVitaは、なんとかしてこの状況を打破しなければいけません。

■3万円分の期待感

 過去に任天堂が、例えばニンテンドー64におけるスーパーマリオ64や、WiiにおけるWiiスポーツといった形で、本体発売と同時に、そのハードの価値を代弁できるほどの強力なタイトルをリリースして、その求心力でハードを引っ張っていくという売り方をした例もあります。しかし、発売初期というのはハードの性能を引き出したり、特徴をつかむのが難しく、力のあるタイトルはなかなか出てきにくいものです。

 それでも売れていくのは、そのとき発売されているソフトがどうしても遊びたいという理由だけではなく、これからそのハードが盛り上がっていく期待感をあわせて購入に至るケースも多いように思われます。

 そう考えると、今PSVitaに決定的に足りないのは期待感です。モンスターハンターポータブルシリーズもどうなるのか不透明のまま、何に期待して盛り上がっていけばいいのか、イマイチ分からない状況が続いています。

 PSVitaはロンチタイトル以降も、ラグナロク オデッセイや、GRAVITY DAZEなど、ユーザーからの評価が高いソフトが登場し、発売直後としては、コンテンツがしっかりと投入されているプラットフォームになってきていると言えるでしょう。

 そういったコンテンツをいかしていくためにも、本体にメモリーカードなどの周辺機器やソフトをあわせて、多くの場合は3万円以上、これを払っても間違いない、これから絶対盛り上がる、そういう期待感による最後のひと押しが欲しいところです。

 この苦しい状況から早く脱出するべく、PSVitaがこれからどう盛り上がっていくのか、そのビジョンをユーザーに示すことが大きな課題ではないでしょうか。

【ゲーム業界ニュースガイド:田下 広夢】



いやはや、わかっている人間からすると、突っ込みどころ満載である。
たとえばPSPとの比較、あちらとローンチタイトルを比較し、Vitaは決してローンチタイトルで劣っているわけではなく、むしろ今後のタイトルに不安がある、というような結論を導き出しているところ(というかご自身が言いたいところの、ハードとしての期待感の話につなげるために、そういう話に持って行ったのだろう。)

このVitaのローンチタイトルを、十分、などと思っている人間は、仮にもゲーム機をかじったことのある人間ならば(もちろん比喩だが)、一人として存在しないだろう。記事の中でローンチタイトルが「なんと20本。」などと感動されているが、その中身を詳細に見ていけば、実に悲しいもの。みんなのGOLFはともかくとして、歴代最悪と名高いリッジレーサーや、無駄に本体の機能を最大限使わせようとしてプレイヤーに疲労感を味合わせる真三國無双NEXT、さらには何で存在するのかわからないような超マニア向けのレースゲームなど、「なぜこれがローンチ?」と疑問に思いたくなるような取り合わせだ。フォローのために言っておくと、たとえばここでは名前を挙げられていないが、スクエニが出した「ロードオブアポカリプス」は相当遊べるゲームに仕上がっているし、「地獄の軍団」にしても、マニア向けだが面白いゲームになっている。だが、誰が何をどう考えても、十分なタイトル、と言う言葉は出てこないし、そもそも、私のようなコアなユーザーは置いておいた、一般の人を取り込むつもりがあったのか、という疑問すらわいてくるようなラインナップだ。

筆者は3DSの値下げと、モンハンの移植が大きなダメージとなった、という読みを展開しており、それ自体は間違いではないだろう。だがしかし、筆者には決定的に欠けている視点が2つ存在する。1つは、比較対象としているPSPの時代と、現在のVitaの時代との間には、7年の歳月が流れている、ということだ。この間、特に近年何があったかというと、爆発的なまでのスマートフォンの普及である。これにより、かなり安価で簡単に遊べるゲームアプリが誕生したため、環境として、ゲームそのものが売れにくくなっているのだ。電車の忘れ物など、数年前は携帯ゲーム機や携帯音楽プレイヤーがかなり多かったのに、去年はスマホの影響でめっきり減ったという報道がなされたのは記憶にも新しいところだろう。従って、昔と比べて同じゲームを売るにしても、ハードルは大きく上がっているわけで、PSPやPS2の頃と比べて、ローンチは引けを取らない、とかなんとか言っても全く意味がないのである。私としては、なぜ発売当初の3DS(2011年春に発売、というわけで、スマホが売れ出してからの話で、環境は類似。ついでに、値段は高いわ、キラータイトルが「犬」しかないわ、という状態もにている)と比較しなかったのか、不思議でならない。

 もう1つの点は、固定と思っているマニア、コアなファン層に関することだ。この筆者に限らず、マニアとか固定ファンという人たちを論じるとき、どうも評論家は、「一つのまとまり」、として考えている節がある。しかし、たとえばプロ野球選手、とひとくくりに言っても、そこには超一流選手から一流選手に、ただ一軍にいるだけの選手、さらには二軍選手に育成選手、などなど、ともかく無数に異なるランクの人たちが存在する。この例に限らず、何事にも色んなランク(という言葉は語弊があるが、ここでは「度合い」と言うような意味合いである)が存在しており、これはマニアにしても例外ではない。一口にマニアと言っても、新しいゲーム機が出たら、そのとき遊べるタイトルには関係なく、どうしても欲しくなってしまうようなゲーム好きかつガジェット好きな人間(わかりやすく言えば私のことだが)から、ゲームはかなり好きだけど、面白いタイトルが出てから買う、という位の人や、ゲームはやっぱり専用のマシンでやりたいけど、値段次第、などなど、様々な人間が存在しているのだ。一般人からみれば、このどれもがマニアに分類されるであろうが、しかし、明らかに同じではない。
Vitaの売れ行きが伸びていかないのは、ただ一般人に波及していかないだけではなく、基本的にゲームは好きで、アプリではなく、ゲーム機本体を買ってプレイしたいようなマニアをも、購入に二の足を踏ませているからではないのだろうか。

なぜそう考えるかというと、ゲーム好きからすると、1つ許しがたい仕様がこのマシンにはあるからだ。

私はVitaはなかなかよく出来ていると思うし、これまでプレイしてきたゲームはなかなか面白いので、今後さらに面白いソフトさえ出てくれれば十分期待の出来るマシンだと思っているが、許せないことも1つある。それは、PSPのディスクとの互換性が一切存在しない、ということだ。

PSPのソフトはUMDと呼ばれる記憶媒体に入れられ、CDの子供みたいなサイズのそれを、機械の後ろ側にしゃこんと差し込んで読み取る仕組みになっていた。しかしながら、VitaにはそのUMDが入るスペースは一切存在せず、そのためPSPのディスクを大量に持っていたとしても、それを使ってプレイすることは「全く不可能」なのである。

ソニー何考えとんねん、と誰もが思う仕様である。
記事の筆者が言うように、ローンチタイトルというのはたいていの場合、それほど魅力的と言えるタイトルがでることはない。そのため、購入したものの、まだやりたいタイトルがでてないな、と思ったプレイヤーは、昔やっていたゲームをプレイすることで時間を稼いでいた。PS2の時はPS1のソフトを、PS3の時はPS2のソフトを(ただし今のPS3では不可能)、DSの時はゲームボーイアドバンスのソフトを、3DSの時はDSのソフトを、といった具合である。言ってみれば、旧来の自社製品を買ってくれたプレイヤーに対する配慮である。しかしながら、Vitaにおいては、その配慮は存在しない。いや、正確に言えば、「配慮っぽいもの」は存在する。具体的に言うと、これまでUMDで購入したソフトについては、廉価でソフトをダウンロードする形で買うことが出来る、というシステムの導入である。しかし5000円かけて購入したソフトをもう一度遊ぼう、と思えば、2000円也1500円也の金額を払って「再度」購入する必要がある、ということであり、これは馬鹿にしているとしか言いようがない。

なるほど、そうはいってもいろいろ難しい面もあるだろう。CDの子供のようなサイズ、と書いたが、UMDというのは、小さいようで意外と大きい。当然そのスロットもかなりのサイズになり、PSPで言えば、本体の半分はUMDのスロットで占められているような状態だった。これをVitaに導入するとなれば、余計なコストがかかるであろうし、また重量や技術の面からも、難しい面が出てくるだろう。となれば、ソフトを改めてダウンロードしてもらうしかなくなるわけだが、今度は、これまでにどのソフトを購入してもらったのか、それをどうやって判別するのか、などなど、クリアすべき課題が多くなる。結局、あれやこれやと考えた末、苦肉の策で繰り出したのが、再課金によるダウンロード、というシステムだったのだろうが、どうしても馬鹿にしていると思えてならない。

私が特に許せないのは、ソニーが同じ轍をまた踏んでいることだ。ソニーは今となってはひっそりこっそり、数年前にPSPの次世代機、として、PSP GOというマシンを世の中に送り出している。このマシン、PSPよりスタイリッシュになり、かなり軽量化も進んだマシンなのだが、上記UMDが全く入らず(そりゃ当然軽量になるわな)、すべてソフトはダウンロードで購入する、という仕様。当然、今までUMDを買ってきたゲーマーは切り捨て、ということで非難の大合唱。本体は売れず、「公式ワゴンセール」と揶揄されるような安売りをソニーストアで行った末に、あっさりと生産中止になってしまった。これがほんの1,2年前のことであり、もうあの悲劇を忘れてしまったのか、と言いたくなる。もちろん、この苦い経験も踏まえた上で、先ほどの「廉価で再ダウンロード」という結論に至ったのだろうが、やはり何か間違っている、という印象がぬぐえない。たとえば、Vita経由でのみ、超がつくほどの廉価(ワンコイン)で最新のPSPゲームがダウンロード購入できるとか、そういうアイディアはなかったのだろうか。


ともかく、あらゆる意味で、厳しいと言うほかはないのがVitaの置かれた現状である。しかしながら、そのマシンの性能は、PS3のソフトが移植可能なほどであり、潜在能力が高いことは間違いがない。そして、実際にプレイしてみると、マイナーではあっても、それなりに遊べるソフトがいろいろと出てきているのもまた事実である。今後は何とか、「キラータイトル」と呼べるような作品(ファイナルファンタジー10を移植する、という話はどこへ行ったのか)を早い段階で投入することで、突破口を切り開いてもらいたい。あと、値段が高いのはネックだが、あんまり早い段階で値下げしないように。その場合はそれこそ初期の購入者への配慮が必須ですよ。
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