イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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すっぽん、始めました
2012年02月14日 (火) | 編集 |
「勤め始めてから、やたら美味しいものを食べたくなったんです。」


うちの大学の同僚の事務員(大学の後輩)の台詞である。

なるほど、と思わされる台詞だ。
中学生高校生は言うまでもなく、大学生、特に20歳前後だと、やはり外食に対して安さと量を求めがちである。私も現在細身の体型だが、よくバイキングなど、食べに行っていたのを思い出す(ただし、基本的に体型は当時も今も大きくは変わっていない。それでも、食べる量は明らかに違ったと思う)。

しかしいつしか、たくさんはいらないから、美味しいものを少し食べたいなあ、という心境に変わっている自分がいた。
これはもちろん、20歳の頃よりは年を取り、年々(早いとよく言われるが)、胃のサイズが小さくなっていることを実感しているので、実際問題たくさん食べたくても食べられない、というあまり楽しくない事情もあるのだが、それ以上に、「食べ物は量より質だろう」、という心理に自然と変わってきているのである。


そんな中、昨日はそのちょっとの美味を堪能すべく、上記同僚と二人で近所の行きつけの店に、すっぽんを食べに行ってきた。二人とも、すっぽんなど食べるのはもちろん初めて。私は意識していなかったのだが、彼は社会人になったら一度すっぽんを食べるぞ、と決意して今日まで生きてきたらしい(いや、そんな大仰なものではないのかもしれないが)。
ところが、いざ実際食べに行ってみるとむちゃくちゃ高いらしく、それで断念していたとか。

そんなところで救世主登場。
大学の近所にある行きつけのこだわりの小料理屋で突然、

「冷やし中華始めました」
よろしく

「すっぽん始めました」

となったのだ。
しかも、そのお値段が凄い。普通、すっぽんを食べようと思うと、それこそ一人2万5千円程度するらしく、さすがにかなりの勇気がないと、食べに行くことは出来ない。それに対し、このなじみのお店だと、一人2000円!お値段よそと比べて十分の一!!これはもう、食べに行くしかないではないか。

というわけで、昨日の仕事終わりに早速行ってみた(注:ただし予約が必要)。
注文してしばし待ったところで登場したのがこのお鍋。


すっぽん




残念ながら、魚介特有というべきか、多少色が濁ってしまっているため、はっきりとは見えないのだが、豆腐、ネギ、餅などに混ざって見えるのが、すっぽんである(なお、どこがどこの部分に当たるのか、解説を聞きそびれたので省略する)。


さて、すっぽん鍋を目の前にした我々。)
まずやっぱり基本は出汁からだろう、というわけで、出汁をすすってみる。これが、魚介っぽいが完全な魚介ではない、という何とも言えないような、豊かな風味が広がる出汁に仕上がっていた。続いて、いよいよ肉(すっぽん)を食べてみる。


ふむ。


私のつたない文章力で伝えるならば、まず、食感は「肉」である。肉を食べているなあ、と思わされるような歯ごたえがするのだ。ところが、だ。味は違う。味はどちらかというと、魚介類に近い。それでいて、やっぱり肉なのだ。それゆえ、端的に書くならば、



「魚の肉」



ということになるのだろうか。

おそらく、こういう表現を書くと、多くの方は「癖はないのか?」ということが気になるだろう。心配ご無用。いわゆる特殊な食材に特有な独特の癖、というものは、すっぽんに関しては特に感じなかった。もちろん、これは調理者のテクニックにも依るところだと思うので、一概に言うことは出来ないのだが、少なくとも我々が食べたすっぽんは、特にへんな癖もなく、また意外とあっさりしていて、ぱぱぱっと食べてしまえる代物だった。

その後、追加料金で、その残り出汁を利用した雑炊を食べたのだが、これがまた旨かった。やっぱり鍋の出汁が美味しいと、雑炊は何倍にも美味しくなるな、ということを実感させられた。つい先日、といってももう1月のことになるのだが、K大に行った際、生協のルネで雑炊を食べたのだが、それとは偉い違いである(当たり前)。


そんなこんなで、月曜日から充実した食生活を送ってしまった。
当然ながら週初めで終電近い時間の帰宅となり、先が思いやられる感もあるのだが、すっぽんを食べたことにあやかって、今週はともかく粘り強く行きたいところである。
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