イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マリンちゃんアンバランス
2011年06月29日 (水) | 編集 |
今日も暑い。

この、毎度お馴染みの台詞を入力しているのは通勤電車のなかであるが、エアコンが入っているにもかかわらずこれだけ暑さを感じるのは、本当に暑いのと、節電で微妙にエアコンの設定温度を上げているのだろう。

まあ、これはいっても仕方ないことなのだが、そんな中、この暑さで頭がおかしくなったのではないかと思わされるようなニュースが飛び込んできた。

千葉ロッテマリーンズの生え抜きにして、「走れる4番」ことサブロー外野手が、交換トレードで巨人に移籍するというのだ。これが、例えば年々魅力の落ちてきた、同じく生え抜きの高橋とのトレード、というのであれば、これはまあ思いきったなあ、というので済む。が、これが、交換相手がレギュラーになったことのない、「超二流」ともいえる工藤外野手プラス金銭、というアンバランスなトレードになったので、ロッテ球団フロント以外の、野球をよく知る良識ある人々は大いに驚かされた。

これは、端的に言えば経費削減以外のなにものでもない。トレードになる両選手の年俸を比較すればそれは明白であろう。

ロッテは同様のことを去年も行っている。
エースピッチャーの清水直行を横浜に放出し、横浜から、スキャンダルの実績しかない那須野と、ほとんど実績のない斎藤というアンバランスなメンツを獲得した。那須野が去年、今年と一軍におらず、斎藤に至ってはオリックスに移籍してしまったことを考えれば、このトレードが無駄だったことは明白だろう(横浜に移った清水はというと、去年はそこそこ投げたが、今年は全く仕事をしていないので、横浜も成功とは言い難い)。

しかし、ご承知のように、このような信じがたい暴挙を行ったにもかかわらず、ロッテは去年、日本一に輝いてしまった。私には、フロントがこの「偶然の産物」で調子に乗っている、としか思えない。

球団本部長は、「若返りのため」であり、「生え抜きであろうとなかろうと一切関係ない」と言っているが、これはセントラルリーグで最下位を爆走するチームが、石井琢朗や佐伯といったベテランをあっさりと切り捨てたのと同じ理屈であり、ファンあってのプロ野球、という言葉がまやかしの題目に過ぎないことをはっきりと示している。ようは、ベテランサブローの年俸が高いから、それを放出して経費を削減したいだけなのだ。

このような球団を勝たせてはいかんのだよ、パリーグ各球団!




実は苦い思い出がある。オリックスは90年代中盤に無類の強さを誇り、95年、96年とパリーグを連覇した。そして迎えた97年、序盤こそもたついた物の、戦力の落ち着いた中盤からしっかりと首位を固め、優勝は間違いないと思われた。しかし、終盤になって失速、最終的には西武ライオンズに優勝をさらわれてしまった。


なぜ突如負けだしたのか?


これが「急速な若返りを無理に進めた」結果であることを、私は信じて疑わない。
当時の球団首脳は、まだ働ける、そして、優勝に貢献したベテランの勝呂、本西、馬場らをあっさりと放出し、若手の谷、佐竹、塩崎を積極起用した。この若返り策、一時は成功したように見えたが、勝負所の8月9月に彼らがうまく機能せず、痛恨のV逸につながった。特に馬場の放出は、当然の帰結として塩崎や佐竹の起用回数の増加につながったのだが、塩崎は終盤、プロと思えないほどゴロが転がるたびにエラーを犯し、チームの負けを増やすのに貢献してしまった。一方で、ヤクルトに移籍した馬場は、二打席連続HRを放つなど打撃でも輝きを見せるとともに、いつも通り守備でも好プレーをさらっと披露し、ヤクルトの優勝に大いに貢献するとともに、我々をほぞをかむ思いにさせた。

ちなみにオリックスはあれから優勝していない。

無理な若返りの代償がいかに高くつくものなのか、よーくお分かりいただけると思う。

もちろん、私もベテランにいつまでも頼りきるチームがまともではないことくらい、十分承知している。しかし、アセロラちゃんが言っているように、何事もバランスが大切なのであり、それを欠いた行為は、ひよこちゃんのダイエットと同様、ろくな結果をもたらさない。
スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。