イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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トム、誕生・破
2009年10月01日 (木) | 編集 |
前回のあらすじ:

呼びにくいからという理由でホストファミリーに「トム」と名づけられたのもつかの間、なんと同じ家に「トーマス」という別のトムがやってきてしまった。さあ、どうなる?


というところで、物語は後編へ。

あらどうしましょう、トムが二人になっちゃったわ、と困るホストファミリー。しかし、その実意外と困っていない。どうやら、とりあえず私をトムかあるいは覚えられたときは本名で、そしてもう一人をそのままトーマス、と呼ぶことでこの問題を解決すると決めたようだ。

・しかしこのトーマスはすごい。オックスフォードに行く、ということもさることながら、所属がアメリカ軍。名刺交換したけど、

「うわー、アメリカ軍だよ」

と見ただけで分かる名刺だった。しかも苗字が

アンダーソン!

関係者が見ているといけないのでこの二つを引っ付けては書かないけど、すごい名前だよこれは。なんていうか、

「私、アメリカの軍人(特に偉くない方の)」

っていう感じの名前ですよ。映画とかに絶対出てきそうだ。うんうん。執事=セバスチャンみたいな、そんなノリである。この名前で無駄に感動する。

・ホストファミリーの家まで車で連れて行ってもらう。なんか見るたびに風景が田舎に鳴っていくと思ったら、最終的にはすごく家と家の間隔が広く、見晴らしのよい場所に来てしまった。そしてそこが彼らの家だった。

・ついて早々、我々の部屋が割り当てられる。私が割り当てられた部屋は、なんと

シャワー、トイレ付き!!

すごい設備である。トーマスの部屋は、シャワーとトイレこそ中にはなかったものの、徒歩3秒でいけるところに別のバスとトイレがあった。なんというか、物凄い邸宅である。おかげでたった2日間とはいえ、ここで生活している間、一切不便を感じることはなかった。正直寮よりも快適である。

・まだ夕方だったので、4人で近隣を散歩に行く。もう散歩するしかない、というくらいのどかな風景が広がっていた。たとえば、

レスター牛

ちょっと、普通に牛とかいるんですけど。。。
なんか野原を走ってるなあ、と思ったらウサギだし、なんか草食べてるなと思ったら馬だし、木を登る生き物が、と思ったらリスだし。。。
ともかく自然がいっぱいである。

・帰宅後、夕食へ。
なんと、私がフィッシュアンドチップスを食べたことがないということで(トーマスもまだ食べたことがなかった)、金曜日限定で村に売りに来るフィッシュアンドチップス屋に、フィッシュアンドチップス(長いので以下FCと略す。フットボールクラブではない)を買いに行く。

「いつも金曜日になると、村中の人が買いに来るのよ。」

と奥さんに言われながら、家をあとにする。「おおげさだなあ」と思いながら、徒歩30秒でそのFC屋がくるという交差点に到着。すると、

「本当に村中の人、買いに来てるんですけど!!!(笑)」

そう、本当にたくさんの人たちがならびに来ていた。老若男女は全く問わない。ここでは色々な村人と色々な話をできてとても有意義だった。ただし、無茶苦茶寒かった。何せ1歩先が見えないくらい、明かりがない(驚)。

・その後遅めの夕食FCへ。さすがに写真は撮れなかったが、スバラシイ味だった。基本的にFCは脂っこいことで有名で、また下手なところになると、臭みが残りまくっていて食べられたものではない。しかし、このお店のFCは、さほどヴィネガーをかけていないにもかかわらず、全く臭みも脂っこさもなかった。むしろあっさりしていたくらいである。

・それでも食べきれないのが、スモールイーターの悲しいところである。。。

・食後はダイニングルームに行ってコーヒーを飲む。なんですかこの優雅な生活は。食事をする部屋とお茶を飲む部屋が違うとか、経験したことがない。

・コーヒーに砂糖はいるか、と言われて、Yes please.と答える。すると、無茶苦茶甘くなってコーヒーが出てきた。こっちの人は砂糖を入れるとなると徹底的なので注意が必要だ。ちなみにこれはお茶(ティー)についても言える。

・しかも、そんなコーヒーと一緒につまんだのが、これまた甘いチョコレート。うーん、流石だ。。。

・10時になりそうだったので、BBCテレビをかける。前のダンス番組をやっていたので、少し見る。はっきり言って、何が楽しいのか分からない。こういうときは、イギリス人のテレビの趣味を疑いたくなる。

・10時になるとBBCニュース。BBCだなあ、と思うくらいかざりっけのない、真面目なニュースだ。しかし長旅の疲れで、このときには既に眠りそうになる。

・30分ほどでニュースと天気予報が終了。明日もあるし、というのでここでお開きとなる。部屋に行って着替えて就寝。枕が変わるとどうこう、という人もいるが、私は一切関係ない人間なので、一瞬で眠りにつく。

・翌朝。7時過ぎに起床。朝食は9時からということでゆったりできる。が、トーマスが近くを散歩に行ったようなので、ご主人と一緒に迎えに行く。すぐに見つかるが、そのまましばらく散策。ボート乗りに会ったので、運河のこととかを色々と教えてもらう。

・帰宅後朝食へ。シリアルとパン、紅茶と言う結構シンプルだが美味しい食事。シリアルは寮で食べているのと同じのがおいてあって笑えた。自家製のジャムは素晴らしかった。

・朝食後、フォックストンという地元の観光名所へ。他の奨学生にも会えるかもよ、と言われていたのだが、他にあまり名所がないせいなのだろうか、やたら会いすぎた(笑)。

・見終わったところで昼食。パブでジャックトポテトにトライ。

ジャックトポテト

見てのとおり、こっちは一食一食のスケールが大きい。何とか気合で食べきる。単純だが美味しかった。芋はやわらかい。

・その後、オリエンテーションの会場スペースセンターへ。ここでアストロノミーについて学ぶ、ということだったのだが、、、

・ついて見てびっくり。

「なんか、スターウォーズの帝国兵の格好した人たちが銃片手に歩き回ってるんですけど!!」

すごい真面目な場所を想像していたのに、ここはアメリカか、と言いたくなるような場所だった。

・ここでは他の日本人の留学生とも遭遇。結構多い。しかも、笑えるくらいS大学に集中している。

・その後二階建てバスで市庁舎へ移動。この際、隣に乗り合わせたデンマーク人の女性と話をする。かなり美人さんだった。その後のダンスなどでも一緒に踊る機会があったのだが、割と気があった(というか波長が合った?)。しかし残念ながら、パートナーがいるらしい。

・結構日本文化について興味があるらしく、私の名前を日本語で書くとどうなるのか、とか色々聞かれた。また「漫画」も好きらしい。どういうのが好きですか、と聞くと、タイトルが出てこないと言う。そこで、どんな話か言ってくれたら考えますよ、と言う。以下、一問一答。

デンマークの女性(以下、デ)「ハウルの何とか。。。」
私「Howl's Moving Castleですね」

デ「Princess。。。」
私「Princess Mononokeだ」

デ「Little girlが出てきて。。。」
私「Spirited Awayかな。」


というわけで、難なく全問正解することが出来た。見てのとおり、全て宮崎アニメであり、彼女が普通の一般人であることが良く分かるだろう。

・続いての目的地、市庁舎に到着。

レスター市庁

趣はあるのだが、正直コメントが難しい。

・ここでLord Mayorから挨拶を受ける。これがまた、スターウォーズのパルパティーン議長を髣髴とさせるおじいさんがパルパティーン議長を髣髴とさせる衣装で登場したので驚かされた。どうもこの旅はスターウォーズに縁があるようだ(個人的意見)。

・その後ティータイム。これまたやったらと甘いお菓子が出る。今回はお茶に砂糖を入れるか否かがセルフサービスだったので、ノーシュガーで甘いお菓子を楽しんだ。しかし、こちらのお菓子は甘すぎる。これで彼らは歯が腐らないのか時々不思議になる。

・その後場所を大学に移して夕食へ。ディナーなのに自分で取りに行くビュッフェスタイルという不思議なシステム。しかしおかげで食べ過ぎることなく、絶妙の量食べることが出来た。

・その後、ダンスへ以降。R会員有志が地方に伝わる伝統的なダンスを披露するとともに、我々もその中に加わってやることに。しかし正直無茶苦茶きつい。最初のダンスに参加したが、それだけでもう完全にノックアウト。あとはもう地べたに倒れていた。実際、多くの学生が疲れ果てており、これはあまりにハードスケジュールだったように思われる。

・10時半頃になったところでお開き。再びホストファミリーのお二人と一緒に帰宅、就寝へ。泥のように眠る。相当疲れていたのは間違いない。

・翌朝は7時起床8時朝食9時に会場到着、というやや忙しいスケジュール。昨日とほぼ同じものを食べるが、今回はご好意により、お茶がアールグレイになっていた。本場のアールグレイはやはり美味しかった(ただし、やっぱり砂糖はたくさん入れてある、笑)。

・9時以降のオリエンテーションについては、正直あまり語ることがないので省略。

・12時に無事全ての日程を終了。予約の電車は14時なんだけどなあ、、、と思い、その2時間をどうやって過ごそうかと悩みながらも、とりあえず会場をあとにする。

・この2時間、長いようで短かった。とりあえず町を見ていたら1ポンドショップ(いわゆる100円ショップのイギリス版)があったので、そこに入ってはさみを購入。店員のインド人っぽい女性が異様なほど愛想が良かった。

・その後、面倒なので駅の中へ。ベンチに座って、ホストファミリーがくれたお弁当(サンドイッチなど)を食べる。さすがイギリス、お弁当もすごい量だ。これで2食分は浮く(実際は3食になった、驚)。

・駅のカフェに入り、紅茶を注文。1.29ポンドだったが、トワイニングのティーバッグを使っていたのでかなり美味しかった。店員のイギリス人がイギリス人男性にしては珍しく愛想がよく、また丁寧だったのも良かった。

・ようやく2時過ぎになり、予定の電車に乗り込む。行きしと同じく、全く予約番号は気にせずに席につく。実際、何故かこの電車では誰も気にしていなかった。

・おまけにチケットの確認すらなかった。なんだったんだ一体。。。

・しかし帰りの電車は長い。どうもイギリスは平日ダイヤと日曜ダイヤに大きな差があるらしい。具体的に言うと、平日の電車だと、レスターから私の寮まで電車だけで2時間半なのに、日曜になると、一気に4時間半になるのだ。その2時間どっから生まれたんだ?、と聞きたくなるが、ようはFast trainがなくなるのだろう。

・へとへとになりながらロンドンへ到着。そこから地下鉄でパディントンへ。地下鉄を出て、普通の鉄道に乗り換えようと歩く。と、売店が目に入る。そしてその売店には噂で聞いていた

「パディントンベアー」

というテディベアが。何故かその中の一匹と目が会った。ぴぴぴ。




・・・



はい、買ってしまいました。

ベアたち

こっちに来てから早くも3匹目のテディベアである。一番右がパディントン。横の二匹は、シャーロックホームズミュージアムに行ったときに買ってしまったもの。この分だと、一年でだいぶ増えそうな予感である。帰りの荷物はどうなるのか、それは今は分からない。


とまあ、こういうわけで「トム、誕生」の旅はめでたく幕を下ろすことになりました。とさ。

PS:帰ってきたら新入生入寮パーティーの日だった。というわけで、疲れていたがその足でパーティー会場に行き、サンドイッチとかを大量に貰ってきた。おかげで一食浮きました♪
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