イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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孤高な天才は様になるが、孤高な鈍才は哀れを誘う
2011年03月29日 (火) | 編集 |
実は契約は4月1日からなのに、明日から仕事が始まる。
仕事、と言っても、オリエンテーションに出て学生さんに自己紹介するくらいだが、それでも仕事は仕事にかわりない。とりあえず明日から土曜日まで毎日仕事なので、気合を入れて最初の一段を登りたいところだ。本格的な仕事は来週からになるので、この4日間は言ってみれば準備運動のような物。そう考えると、体を慣らす上でも、すこしずつ忙しくなっていくこのパターンは、悪くないかも知れない。まあ、全てはやってみなければ分からないことだが。。。

そういえば、今日テキスト関係で某大学の書店から電話がかかってきた。しかし、見事、私の苗字と名前両方間違っていた!とりあえず電話なので苗字は訂正しておいたが、絶対に間違ったままだろう。苗字は間違えられやすいが、下の名前まで違うというのは超珍しいパターンだ。というか、完全に別人になってるじゃないか!ペンネームかよ!いったいどうなることやら。

88. sometimes I found myself regarding him as an isolated phenomenon, a brain without a heat, as deficient in human sympathy as he was pre-eminent in intelligence. (785, The Greek Interpreter)29.3

「時々、私はホームズのことを、孤高の天才と考えていた。彼は熱情のない脳そのものであり、知性において著しく傑出しているのと同様に、人間の感情が欠けた存在と思っていたのである。」


ワトソンの述懐。
彼はホームズの天才性を目の当たりにし、あまりに人間離れしていることから、彼は家族などいないのだろう、と想像する。そんなさなか起こったこの「ギリシャ語通訳事件」において、彼はホームズの兄、マイクロフトの存在を知るのである。詳しくは原作を読んでいただきたい。

英語としてみた場合、ここで気になるのはphenomenonという単語である。おそらく我々は高校などで、これが「現象」という意味で、複数系になるとphenomenaだから気をつけるように、というような感じで勉強したと思う(あれ、だれかそんなメールアドレスの人がいたぞ。思い出した、笑)。まあそれはそれで間違っていないのだが、実はこのphenomenon、辞書を引くと別の意味も存在している。それが、今回の訳でもあげた、「天才」という意味である。Oxford英英辞典によれば、a person or thing that is very successful or impressiveと定義されている。少し天才、という日本語とは違うように思うかもしれないが、「凄い人」というニュアンスは分かると思う。文脈から判断するに、ここの例はおそらくこちらの意味だろう。
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コメント
この記事へのコメント
「天才」の意味だと複数形がphenomenonsになるということだったので、
区別のためにphenomenaにしたといういきさつがあります(笑)
2011/03/30(水) 03:37:47 | URL | i #JalddpaA[ 編集]
Re: i
そう、複数形が違うんだよね。ただ、これまでの人生でphenomenons(天才たち)というのに出会ったことはないけれど。
しかし語源的にはどっちが最初だったのかな?ちょっとOEDでも引いてみよう。
2011/03/30(水) 12:38:42 | URL | Micawber(ミコーバー) #-[ 編集]
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