イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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GEKISHIN-激震-
2011年03月25日 (金) | 編集 |
ようやく問題も一区切りついたし(まだ完全に終わった、とは言えないが)、気持ちも落ち着いたので、ここ3日ほどで起こったおぞましい出来事についてまとめてみる。


全ては水曜日、ほろ酔い気分で修了式の懇親会を終えて帰宅した後のことである。

K大を修了すると、次に来るのは言うまでもなく、4月から始まる(正確には契約する前の3月30日に既に仕事が入っているのだが)、新しいお仕事である。

っというところで気がついた。まだイギリスのR大学から卒業証書を受け取っていない、ということに。

卒業式自体は12月に行われたが、当然それだけのために大学にいくわけにもいかず、証書だけ送ってもらうことにしたのだ。ちなみにその手続きは、昨年帰国後に送られてきたメールに書かれた大学のサイトに行き、そこから自分の番号等を入れる形でアクセスし、送り先の住所や名前などの確認をしておいた。その際に見た情報によれば、ここで住所を確定しておけば、1月には証書を郵送する、ということだった。
まあ以前、1月に送って3月に届く、というようなこともあったので、気長に待つか、と思い、待っていたのだが、さすがに3月も終わろうとしている段階でも届かない、というのは遅すぎるだろう。そこで、寝る前に、この件についてどうなってますか、まだならすぐ送ってください、という旨のメールを出してみた。

イギリスの事務は、たいてい仕事が遅い。仕事が遅い、というのは、メールを送っても、一週間から10日は返事がないことを意味する。それゆえ、折り返し、といっても良いスピードで(というのは20分くらい経ってから、という意味だが)返事が来たときには驚いた。そして、その返事の中身を見て、真っ青になった。

以下、そのメールの内容を大まかに要約+翻訳してみる。









「あなたは卒業者リストに名前がありません。たぶん、大学に払うお金が支払いきれていないのだと思います。6月までに払えば7月に卒業できますが、いずれにせよ、今は無理です。」












・・・・・・














おいちょっと待て!!

まず、お金の話であるが、私の記憶の限りでは、全ての授業料と寮費はカードで支払い、最後にチェックしたときも、outstanding debtは一切存在していない状況になっていた。その最後にチェックしたのが、9月であることを考えれば、それ以降に何か払うべきお金が存在した、ということは考えにくい。

また、その後も定期的に、メールが失効する2月までチェックし続けたが、特に目新しいメール(たとえば督促とか)は一切来なかった。いくらイギリスでも、払うべきお金を払っていなくて問題があるならば、メールくらい繰るわけで、それがない、ということは、その手の問題は存在しないと考えてよかろう。

オフィスが言うには、他の問題も考えられるという。よもや、通っていない、などということはあるまい?過去にそういう例は聴いたことがないし、そもそも私は10月にこのブログでも書いたとおり、学科主任から、「おめでとうございます。合格です」という類のメールを受け取っている。これはコピーしてちゃんと手元にもあり、どこをどう読んでも、成績上何の問題もない。


しかし、そこはイギリスである。何がどうな手いるのか、検討もつかない。

半ば泣き出しそうになりながら受話器を手に取り、先に連絡したオフィスとは別の、Examinations officeというところに電話をかける(注:このエグザムとは、我々が最初に思い浮かべる試験だけではなく、大学にまつわるあらゆる審査を取り仕切る部署をさす)。数秒後、つながり、女性が出る。あせっているのでなかなか上手く言葉が出てこないが、なんとか自分の名前と身分、元学生番号などを伝え、調べてもらうことに成功する。彼女いわく、

「うーん、見たところ特に問題ないけど、何が問題なのか調べて折り返し連絡するから、ちょっと待って」

とのこと。仕方なく電話を置く。

しかし、落ち着くわけがない。そもそも、折り返し、といっても、それがいつになるかわからないのがイギリスである。

困った私は、今度は私の学んでいたEnglish Departmentのセクレタリー、ジャンに電話をかけた。電話口のジャンは、最初私が誰かまったくわからなかったようだが、用件を伝え、はっきりと私の名前を発音すると(ここ、非常に重要)、Oh,という、英語のテクストでよく見かけるような声を発し、私が誰なのか理解してくれたようだ。そして彼女もまた、「That's strange, because I know that you passed.」とのたまう。これで、とりあえず成績面の問題ではないな、ということがわかり、多少ほっとする。彼女もまた、ちょっと調べて連絡するから、と言ってくれた。


さて、イギリスの事務には色々な人がいるが、幸いなことに、このジャンはその中でもかなり仕事の早いタイプの人である。程なく(これが大体夜中の1時ごろだったが)、メールが届いた。そのメールは、私を立ち直らせるとともに、大いに驚愕させるものだった。

以下、再び彼女のメールを要約してみる。













「今、オフィスの人間と話したんだけど、どうもとんでもない間違いを犯したみたいで、あなたは全部お金を払っているのに、払っていないと認識されていたみたい。それが間違いだとわかったみたいだから、もうすぐオフィスから連絡が行くと思うわ。ごめんなさいね。」










・・・・・・















おいっ!!そんな、一番大切な卒業にまつわる大事が、「とんでもない間違い」(very unfortunate error)で左右されるんかい!!

イギリスの恐ろしさを改めて身にしみた瞬間であった。


その後、オフィスからの連絡を待ち、日本時間の夜中の3時(イギリス時間の午後6時)まで粘ってみたが、見事連絡なし。
仕方ないので、昨日、再び夜(向こうの朝)、受話器を手に、昨日ブログで書いたようなことをオフィスに尋ねた。結果、ようやくオフィスからメールが届き、謝罪と、ちゃんと直しました、という話と、7月の修了式に招待したい云々、と書いてあった。そんな修了式はどうでもいいから、すぐ修了証書を送ってください、とメールを出して、今に至る。

やれやれ、事務方の仕事がひどいのは何度も何度も経験していたが、この一番大切なところでやられたので、非常に疲れた。

本当に、これからイギリスに留学する方々は、覚悟して臨んでいただきたい。

何はともあれ、ひと段落ついてほっとした、というのが今の偽らざる心境である。
願わくば、早く修了証書が拝めんことを。
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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様です。本当に、読んでて胸が苦しくなりました。ここ数日間のミコーバーさんの心労を思うと、心よりお見舞い申し上げます。とりあえず、解決したみたいで良かったです。

ポイントは、アホな事務とばかり交渉するのではなく、他のオフィスの「ましな」人達を巻き込むことですね。私が学費払い戻しで、ジェニファーに相談したことで解決したのと似ているような気がします。

ともかく、お疲れ様でした。
2011/03/25(金) 13:23:02 | URL | Little Nell #-[ 編集]
それはご苦労様でございました。
何かにつけ事務処理が遅いのは本当に困りますね。とっくに出ているはずの成績もせっついて、先生を介してようやくfeedbackとともに返却されました。これから夏の間の住まいを移すつもりなので、ちょっとしたごたごたは覚悟しておかないと…!
早く修了証書を受け取られますように。
2011/03/25(金) 13:24:07 | URL | Shoji #-[ 編集]
Re: Little Nellさん
ありがとうございます。まだ実物を見るまで心配ですが、とりあえず一応の解決は出来たようなのでホッとしました。

おっしゃるように、仕事の出来る人とできない人の差が激しいですが(できるできないより、する、しない、と言ったほうが的確かもしれませんが)、ともかく出来る人なら、他の部署でもアタックする必要がありますね。ジャンが覚えていてくれて助かりました。まあこんなに早く忘れられたらそれはそれで困りますが。。。
2011/03/30(水) 12:40:08 | URL | Micawber(ミコーバー) #-[ 編集]
Re: Shojiさん
本当に、早く受け取れますように。。。

しかし事務処理の遅さはどこも共通のようですね。Shojiさんの場合は通常の成績等の受け取りに加えて、新しいフラットを探しているということですから、色々やりとりが大変でしょう。とりあえず、早めに良いところが見つかりますように。
2011/03/30(水) 12:41:30 | URL | Micawber(ミコーバー) #-[ 編集]
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