イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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事実とは違うのだよ。事実とは!
2011年03月03日 (木) | 編集 |
今日は朝から5月の研究発表の準備に勤しんだが、ともかく上手くアイディアがまとまらずに悶々とする感じだった。いや、ネタ自体は決まっているのだが、その説明過程がうまくいかず、このままでは理解してもらえない、というか、穴が目立ちすぎるのだ。穴を塞ぐことは出来ずとも、カモフラージュしたり、突貫工事することは可能と思うのだが、今のところまだその道筋がはっきり見えない。今日の夜、少しだけ見えた気もしたが、明日になってみないと、これが良いかどうかも分からない現状である。


話変わって、昨日のオープン戦。期待のルーキー3人プラスアルファーが登板し、非常に見ごたえのあるプレーを見せてくれた。以下、数日にわたってまとめてみたいと思う。なお、前回の斎藤くんの19球の際と異なり、1球1球全て見たわけでないのであしからず。

今日はまず、前回に引き続きオープン戦2度目の登板となった斎藤投手。結果はヤクルトの主力相手に2イニングを投げて川島に打たれたツーベース1本というなかなかの結果だった。上述したようにニュースで見ただけだが、青木や田中といったヤクルトのレギュラーをストレートでともにゴロに打ち取ったところは見事である。巧打者二人がゴロになった、という事実からも、斎藤が低めを意識して投げているということ、そして、一部報道で言われるように、球を動かしている、ということがよくわかる。問題は、変化球の完全なボール球が多いということ。これは実は大学時代も見られたことである。斎藤の成績を見ると、大学3年生の時期から急激に成績が悪化している。これは、一説には(より具体的には、野球アナリストの小関順二によると)打者が斎藤対策を行い、明らかなボール球に手を出さなくなったため、と考えられている。裏をかえせば、それまで大学生は、斎藤の大ボールを振ってアウトになっていたわけだ。プロはそのあたりの見極めは当然もっと優れているわけで、あのように大きく外れる変化球を投げていてはすぐに苦しむだろう。最終的に大学時代は、もっとストライク近辺に変化球を投げることで、打者を打ち取るスタイルに変えたようだ(実際、奪三振率は3年生以降、大きく下がっている)。前回も書いたように、ストレートはやはり力不足で、これでプロからたくさん空振りを取るのは苦しい。となると、コーナーに上手く投げ分けて打たせて取るピッチングが不可欠である。前回お話しした投球術の重要性が増してくるだろう。


明日は大石のお話でも。

では本日の一言。

62. The difficulty is to detach the framework of fact - of absolute undeniable fact - from the embellishments of theorists and reporters. (658)3.3

「難しいのは、事実の枠組みを、というのは、絶対的に否定のしようのない事実のことだけどもね、これを理論家や報道関係者の装飾から引き離すことなんだよ。」


事件を説明するホームズのセリフ。
これは、我々にも耳の痛い話ではないだろうか?

例えば、なにか伝えたいビッグニュースがあるとする。それを伝えるとき、興奮のあまり自分の意見やら感想やらを混ぜ込んで話す。最終的に、相手が口を開いて一言。「何言ってるのか全然わかんない」。こういう経験をした人も、少なくないのではなかろうか?そう、他の人に何らかの情報を伝えるとき、一番肝心な部分、すなわち「事実」を伝えることが何よりも重要なのは言うまでもない。しかし、とかく我々はありのままの事実を伝える、という行為が下手くそである。自分勝手な視点を加えて、その事実を見えにくくしてしまうのである。だらだらと喋るのではなく、ともかく簡にして要な説明を心がけたい。そうすることが、事実を伝えるということにもつながるのではなかろうか。

だが、とここで同時に思う。我々は人である以上、それぞれに意見やら考えやらを持つのは当然だ。そして、そういう我々が他の人達に何かを伝えようとするとき、自分たちの持つ物の見方がそこに介入してくる、というのはある種必然と言えるのではなかろうか?したがって、本当に重要なことは、伝え方より、受け取り方なのかも知れない。人の話を聴く場合には、それを頭の中で濾過して不純物を取り除き、その中からその核となるべき事実をつかむ。そういう眼を養っていかなくてはならない、と感じた。

なお、言うまでもないが、人に分かりやすく物事を伝える能力は絶対必要である。私などは何かと言うとつい喋りすぎるので、日々反省である。
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