イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミコーバー渡英・Q
2009年09月18日 (金) | 編集 |
いよいよ、私の渡英話も佳境を迎えてきた。一応今回でこの移動についてのお話は完結することになっている。が、実はイギリスについてからが一番大変だったりする。

何はともあれ、フランクフルトについて以降は以下のとおり。

・フランクフルトに到着。現地時間で15時ちょい。空港を出ると、日本人観光客と思しき人たちが旗を持った人を先導に集まっている。が、おそらく目的地が違うのでその人たちは放っておいて、一路インフォメーションっぽい場所へ向かう。明らかにドイツ人、という顔をした女性に、(英語で)「すいません。この飛行機に乗るにはどうしたらよいですか?」と搭乗券を見せながら聞く。女性は表情をほとんど変えずにパソコン画面に向かい、「あ、ゲート番号が変わってるわ。A59よ。今のA58の隣のゲート。」とのたまう。おいおい、いきなり変更かよ、と思いつつも、隣なのでまあ大丈夫かな、と気を取り直す。「どうやってそこに行ったらよいですか?」と聞くと、「看板についていって?」との簡にして要なお言葉。とりあえずゲート変更の情報を得られたことにほっとしつつ、例を言って看板のとおりに進む。

・途中、携帯の電源を入れる。っと、いきなり振動。すわ、っと思うと、なんとAkidからのメール。彼には出発前にメールを送ったのだが、どうも仕事後、日本時間の17時過ぎに送ったらしい。当然こっちは電源を切っていたので、受け取りがフランクフルトになってしまったのだ。いかんいかん、これではお互いに高くついてしまう。おまけに彼は画像まで添付してくれていたので、残り(画像など)の受け取りは拒否した。許せ。

・ともかく看板にしたがって歩いていると、割と簡単にゲートAに向かうシャトルに行き着く。ちょうどシャトルも到着したので、それに乗ってゲートAへ。しかしドイツ語は全然分からない。

・ゲートAに着くと、そこには荷物検査が待ち受けていた。が、どういうわけか客が私ともう一人くらいしかいない。日本を出るときは大変だったのに。。。おかげで私の検査は3人対私一人くらいの状態に。「English or German?」と聞かれたので、「English, please」と言って英語で会話開始。日本のときと同様にポケットのものを全て出し、パソコンを別の入れ物に入れてX線を通す。彼は私の鞄の端から出ていたごく小さい傘を、何かの武器ではないかと気にしていたようだが、私が、「It's only an umbrella.」と説明すると、三人とも爆笑の後、「Never mind that.」とのたまう。その後、パソコンの更なるチェックを経て、無事ゲートAの中に入ることが出来た。

・あとはA59を探すのみ。ざーっと歩いて、簡単に見つかる。ここで母の携帯に電話。日本時間にすると、夜の11時くらいか。驚くことに、これまで普通に使っていた携帯履歴から母の番号を探してボタンを押すと、それだけで通じた。まるで普通に日本国内でしゃべっているみたいだ。これにはお互い感動した。もっとも、日本国内とは違い、海外だとタダ友というわけには行かないので、1分以上にならないように計算して電話を切る。

・飛行機まではまだまだ時間があるので、とりあえずトイレに行くことにする。ところが、トイレが故障中!おいおい、まずいよ、と思って探すのだが、どこにもない。何故かCamel Room、つまり喫煙所はやたらとあるのだが、肝心のトイレがない。最終的には何とかひとつ発見できたが、故障のことも考えて、もう少し作っておいて欲しいところだ。

・気がつくと、やたらとのどが渇いていた。やはり海外は日本と空気が違うためだろう。が、困ったことにお金がない。いや、イギリスのポンドはあるのだが、ユーロが皆無なのだ。ドイツには1時間くらいしか滞在しないため、両替するのも気が引ける。少し色々考えたが、やはり水くらいは買いたいので、意を決して(それほどのものではない)両替所へ。割とやさしそうなおばさんに、日本円をユーロに買えられますか、というと、見た目どおり優しい声でOf courseとのこと。たった1000円ですが、と差し出すと、4ユーロと~になりますが、それでも良いですか、とのお言葉。反対する理由もないのでそれで換金してもらい、とりあえず2.6ユーロの水を買う。ここも比較的易しそうな売店のお姉さんを選んだのだが、見た目どおりで正解だった。

・しかし、よく考えると、1000円で5ユーロに満たない、というのはこれはいくらなんでも高すぎる。新聞を見れば分かるが、大体1ユーロは135円前後。しかし、1000円で5ユーロ行かない、ということは、1ユーロ200円近い計算をしている、ということになるからだ。やはり手数料の問題か。ま、こちらとしては、目的の水が買えたし、1000円しか換金していないから、別に良いけれど。ちなみに、たかが水ではあるが、この水が異国で私が最初に買ったものになった。思い出深い品なので、写真を撮っておけばよかった。。。

・特にすることもないので、そのままA59ゲートで待つ。待つこと1時間近く。ようやく搭乗開始(しかし、乗り継ぎとしては理想的なほどスムーズだ)。黒人女性のスタッフにパスポートと搭乗券を見せる。まじまじとパスポートを見た末に、彼女は「どこの大学に行くの?」「どこから来たの?」「なんでVISAはマニラから出てるの?」などなど、興味津々という感じで聞いてきた。日本の出国審査に比べて遥かに熱心な聞き様である。

・そのまますぐ飛行機かと思いきや、何故か長い階段を歩く羽目に。そして、階段を抜けた先には、、、、

バスが(笑)。そのバスでもう一度移動、今度こそ飛行機の元にたどり着き、そこから乗り込む。周りを見ると、少ないながらも何人か日本人がいる。全く面識もないし、また話をしようとも思わないが、同国人がいる、というのは多少心強い。

・飛行機に乗り込む。行きと異なり、乗務員は全てドイツ人(しかも男)。客もドイツ人が多いため、ドイツ語での会話が多い。当然、こちらは何のことか分からないので、もう気にせずに座っておく。

・離陸。そして17時54分ごろに軽食が配られる。飲み物を持ってきたので、Coffee, please.と言うと"How do you like your coffee?"といわれる。ここで「I like coffee very much.」などと答えようものならアホすぎるので、当然,「Well, ah...coffee with milk, please」と答える。砂糖を頼まなかったのは、軽食の中にチョコレートがあったから。

・そうこうしているうちに、あっと言う間にロンドンに到着。外は見事に雨らしい。さすがイギリス。

・さて、いよいよ最大の壁といわれるイギリス入国審査。まず、飛行機の中で貰っておいたLanding Cardを記入。。。が、書き間違う。仕方なくもう一枚近くの棚からカードを取ってきて、記入。今度は間違いなく記入できる。それにしても、このカードを書く台のボールペンは、全て芯がない。というか、抜き取られている。これはどういうことだろうか。やはり盗まれたのだろうか。だとすると、うーむ、うわさどおり、やはりロンドンはスリや盗人に注意する必要のある場所のようだ。今でもフェイギンのようなボスがギャングを形成しているのかもしれない。

・順番を待って入国審査へ。といっても、どういうわけかほとんど人がおらず、私ともう一組だけ。ところが、審査官の前に行く前に、更なる壁が。いかつい顔をした黒人のおじさん(おそらくガードマンの役割も果たしている)が道に立っているのだが、このおっちゃんが恐ろしいほど怖い。ほっとんど言葉を発さないのだが、その一言一言がともかく怖すぎる。私が言われたのは、「Stand here!]「Next!」という二言だけだったが、もうこれだけで縮みあがりそうだった。

・このおっちゃんに比べれば、入国審査などかわいいものだった。実際、想像していたのとだいぶ異なり、VisaとLanding Cardを見ながら審査官(女性)がパンフレットなどに書いてあったとおりの質ものをするくらい。いくらお金を持っている、とかいう証明は全く必要なかった。割と簡単にスタンプを押してもらえ、これにて無事入国成功。

・ちなみに先輩のIさんは(iとは全く関係ない)、イギリス入国の際、ターバンを巻いたおっさんが係官だったと日記で述べている。どうしてもそれが頭にあったので、私としてもターバンを巻いたおっさんがいないかと気になって見ていた。すると、、、

「ターバン巻いたおっさんがたくさんいるんですけど!(笑)」

つまり、割と普通にいる、ということですね。実際、今私が住んでいるところの近くにあるスーパーの店員さんの一人はこのパターンだし。

・審査のあと、荷物受取所へ。盗まれてはいけないので、急いでいく。すると、私の便の荷物がベルトコンベアーで動き始め、なんと2つ目が私の荷物!これはラッキー。というわけですぐに確保。見たところ傷などもなく、問題なく輸送されたようだ。ここで空港まで迎えに来てくれる予定のRのカウンセラー、イアンにText(→メールをする、の意味。文法的には正しくないが、もはや日常語として使われるようになった、とのこと)。折り返し返信があり、現在こちらに向かっているとの事。そこにいても仕方ないので、とりあえず外に出ることにする。

・途中で免税店を発見。せっかくなので見ていると、世界対応ラジオがあることに気づく。ラジオは前から欲しかったので、とりあえず購入。17ポンドほど。まあ日本のラジオと値段は変わらない。ちなみに店員さんは品のよさそうな女性。

・外に出ると、やたらと名前を書いた紙を持った人たちがたくさんいる。どうやら、特定の到着者を待つ人たちらしい。なるほど、ヒースローが国際的な空港だということがよく分かる。

・しかし、本当に日本人は少ない。そうかな、と思ったら、たいていは韓国人か中国人。

・待てども待てどもイアンが来ないので、少しあせる。すると彼から電話が。今どこにいるんだい、とのこと。ところが、電話なのに何故か音声がステレオ。そして目の前1メートルのところを見ると、「どこにいるんだい?」という口の動きをする、写真で見たとおりの人物が。その人こそまさにイアンその人。まるでドラマのような笑える一言。お互いこの事実に気がついて笑いながら握手、彼の車で寮まで送ってもらう。しかし、彼は私に分かりやすいようにと、彼が私に送ってくれた写真と同じセーターを着ていた。このあたりに、イアンの人の良さが良く現れている。

・一目散に寮へ。リセプションに行くと、案の定オフィスはしまっている。セキュリティに電話をしようとすると、ちょうどそこへ学生が通りかかる。イアンが説明してくれたらしく、彼らはNew Studentが来た、ということを認識したらしい。やがて彼らの一人が誰かに対して、New Studentが来たよ、と伝えるのを目にした。その相手の人物こそがセキュリティ(つまり防犯係)の人らしい。見てみると、、、


「なんか、セキュリティというよりその逆の人みたいなんでけど!!」
「というか、両腕にすごい刺青が入ってるんですけど!!」


今となっては笑えるが、結構怖かった。恐る恐る彼についていき、説明を受ける。しかし見た目に反して、さすがにセキュリティの人だけあって、悪い人ではなかった(そりゃそうか)。実際、自分の部屋がどこにあるか、丁寧に地図を書いて教えてくれた。

・何はともあれ、無事に部屋を発見。ついでイアンとともに近くのスーパーで最低限必要な生活雑貨(トイレットペーパー)などを確保。かくして、私の寮生活が始まったのであった。


ちなみに、私の寮であるが、こんな感じ。
まずは中身。

私の部屋1

続いて外見。

シャーフィールド

なかなかに良い感じでしょう?
少なくとも、日本の大学の寮と聞いて思い浮かべるものとは遥かに異なる。
スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
おおお、カーテンが実にイギリス。
外観は更にイギリス。
デスクも広そうで、いいね。
2009/09/18(金) 01:52:29 | URL | i #JalddpaA[ 編集]
Re:i
そうか、カーテンがイギリスか。確かに今よーく見てみると、そんな感じがする。
外観は確かにイギリス的。というか、日本の寮とはえらい違いだ。
デスクはなかなか広いよ。部屋自体も、日本の自分の部屋よりも明らかに大きい(まあ家具が少ないのもあるが)。狭いのはバスルームくらい。これについてはまた後日。
2009/09/18(金) 07:45:44 | URL | Micawber(ミコーバー) #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。