イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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国際大会体験記:伍「オールハイルディッケンズ!!」
2010年07月30日 (金) | 編集 |
国際大会体験記もいよいよラストである。

ホテルに戻った私はシャワーへ。ここにはバスタブがあるので、久々に湯に浸かる。

前にも書いたと思うが、うちの寮の部屋にはバスタブがない(というか、これが普通)。なので、お風呂でゆっくり、ということが出来ないのだ。まあその分、風呂にはいる時間は短くて済むが、ゆっくりと足の疲れを癒したい時には困ってしまう。何しろずっと立っていないといけないので。

とういわけで、今回のように、座ってお湯に浸かることができる機会は非常に有り難かった。お湯も相当熱いお湯まで出すことが出来(ゆでダコになりそうだった)、色々調節しながらじっくりと浸からせてもらった。おかげで風呂から出たあと、相当疲れが出て、しばらくベッドの上に座ることも出来ず、床の上にへたり混んでいたくらいである(笑、ただし、おかげで相当気持ちよくなった)。

その後目覚ましをあわせてベッドへ。PSPでメタルギアのリクルート(アクセスポイントから、兵士をダウンロード)をやった後、眠りにつく。


さすがはBig Sleepと名のつくホテルだけのことはある。疲れも相まってか、非常にぐっすりと眠ることが出来た。


そして、朝7時15分頃に起床。着替えを済ませ、8時にダイニングルームへ行く。コンチネンタルブレックファストという風に聞いていたので、どんな感じだろう、と思っていたら、なんのことはない、色々シリアルとかパンが置いてあって、自分で取って食べるようになっていた。あっさりしたものだが、こちらとしては気が楽である。ぱぱっとめぼしいものを取って席に着く。こんな感じ。


DF国際大会13


見ての通り、寮で食べるようなメニューと変わらない。
とは言え、スピーディーに食べることが出来るため、なかなか良い。いわゆる砂糖ではない人工甘味料を二ついれたら、異様にコーヒーが甘くなってしまったことだけが残念だ。なんと恐るべし、人工甘味料!あんなちょっとであれほど甘くできるとは!


8時半を過ぎたところで部屋に戻り、歯を磨き、身だしなみを整え、出発の準備。会場よりここのホテルのほうが駅からは遠いため、すべての荷物を持って会場に行く必要があるのだ。忘れ物がないことを確認した上で、いよいよチェックアウト。一瞬で終わった。特にチップとかも置いてこなかったが、大丈夫だろうか。まあ最近は料金に入っているだろう。


で、また10分歩いて会場のホテルに到着。今回はいつものホテルの隣の、講演用のホテル。他の人について、さもよく知ったような体で地下の会場へ向かう。もうかなりの人数が揃っている。それもそのはず、すでに9時であり、講演は9時開始だからだ。


程なくマルコムアンドリューズ司会のもと、学会らしいセッションが始まる。雰囲気はこんな感じ。


DF国際大会14


最初の講演者はジョアンエイゼル。ディケンズ作品に描かれる、もっぱら文学的観点から論じられる事象を、当時の社会的、医学的背景から再考するお話。最初の20分は何をやりたいのかワケが分からなかったが、あ、そういうことか、と分かってからは非常に理解しやすかった。元々この時間はジョンボウエンが話をする予定で、実際私はそれを聞きに来たのだが、土壇場で色々変更があったらしい。もっとも、このエイゼル先生の本は、私が日本で修論を書くときに使ったので縁がある。そういう意味ではこの人の話を聞けたのは良かっただろう。


続いて、トニーウィリアムス。ディケンズと、彼の後悔朗読をささえたマネージャーみたいな人たちとの関わりをまとめたもの。流石に講演に慣れている感じだった。一番の盛り上がりは、質問者に対して返事をし、その裏を取ろうとマイケルに「そうですよね?」と問いかけた瞬間のマイケルの返事。曰く、


「Yes.I am awake.」
(はいはい、ちゃんと起きてますよ)。



急に聞かれてびっくりしたような、また眠そうな声だったので一同爆笑(笑)。



ここで休憩。各々、コーヒーやら紅茶やらを楽しむ。チャンスがあったので、先ほど講演されたエイゼル先生とお話しする機会を得た。ここで、オリヴァーツイストの眠りにお話できたのは、非常にラッキーであった。彼女曰く、フレッドカプランはすべてをメスメリズム(催眠術)で解決しすぎる、とのこと。私も同感だ。そして私も、あの場面はメスメリズムではないと思う。


休憩も終わり、もう一方講演。これは、ディケンズが手を貸した娼婦更生施設、ユレニアコテッジを出た女性のその後を辿るというものだったが、若干話が行ったり来たりして、イマイチだった。スライドももう少し日本人ならうまく使う(資格資料にどんな情報を込めるか、というところにもセンスが出る)と思うのだが。。。


なにはともあれ、かくて講演は無事終了。そのまま昼食へと移行する。

今回は、なにやらクリーブランドからやってきた皆様方とご同席することに。しゃべる英語が、もう笑いが込み上げてくるくらいのアメリカンイングリッシュだった。イギリスで生活していると、徐々にアメリカ英語が許せなくなってくるものである。

ラムか魚か、ということで、ここではラムを選択。


DF国際大会15


ラムは癖があるので、たいていソースは味が濃い。これもそのパターンにもれず、濃い目のソースだった。が、味は良い。ここに前日と同じような野菜がつく。

続いて、デザート。
どういうわけかデザートは3種類くらい選択できたが、外が暑かったので私はアイスクリームを選択。


DF国際大会16


分かりにくいが、バニラ、ストロベリー、そしてチョコアイスの盛り合わせである。変に飾っていない分、非常に美味しかった。
地味に真ん中のウェハースっぽいサムシングが非常に美味であったことも見逃せない。


食事を終えたところで、時計をみると、13時30分過ぎ。電車が13時59分なので、そろそろ行かなくては、とばかりに、マイケルに挨拶を済ませて会場をあとにする。本当はM先生、A先生にもご挨拶しておきたかったが、お二方は別の先生と熱心に話されていたので、今回はやむをえまい。


歩くこと15分ほどで問題なく駅に到着。電車に乗り込んで、あとは来た道の逆をするだけなので、楽なものである(追記すると、例の「何両目から何両目まで。。。」というようなのも、帰りの電車にはなかった)。あとは揺られ揺られて、私の街である。



かくて、誕生日が初の国際大会、という、数奇な二日間が幕を閉じた。
国際大会は未経験なため、どんな感じなのか非常に気になっていたが、噂通りフレンドリーで、また愉快な大会であった。2年後、時間と予算さえ許せば、ぜひまた参加したいところである(何故二年後かは、調べればわかる)。
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