イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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A Tale of Two Towns
2010年07月10日 (土) | 編集 |
気がつけば7月も10日なってしまった。
日本の皆様はいかが暑い夏をお過ごしだろうか。

イギリスも気温28度と、日本から比べれば「全然涼しいじゃん」と言われそうな気候ではあるが、それでもこの国にしては暑い日々が続いている。

そんな中、先日月曜日(5日)に寮の皆さんとケンブリッジまで日帰り旅行に行ってきた。

ここから電車を二回乗り換えること、約2時間ほどの旅である。
今日はその模様をまとめてみたい。


・6時40分起床。出発時刻は9時予定なので、大体それより2時間ちょい前、という、いつものパターンである。簡単にシリアルで食事の準備をする。

・8時55分。部屋を出ると、丁度プンも部屋をでるところだった。シベルの部屋をノックする。どうやらまだ着替えの途中とのことで、キッチンで待つことに。しばらくしてプックもやってくる。私がジャケットを着ているのを見て、プック、更にはその後やってきたシベルも部屋へ逆戻り。一枚羽織るもを取りに行ったらしい。いや、この季節、暑すぎるのでジャケットは要らないように思えるかも知れないが、電車によっては冷房が効きすぎたりしてかえって寒いこともあるのだ。


・予定より5分遅れの9時5分にスタート。7分ほどでバス停へ。20分のバスに乗り込む。4人のグループチケットは安いなあ、と言いながら、席に座る。

・すぐに駅に到着。ここでもグループチケットでケンブリッジまでの日帰りリターンチケットを購入する。我々は普段、大体運賃が3分の2になる、16-25Student Rail Cardを使っているのだが、グループチケットにはこのレイルカードは適用されない。それでも、このレイルカードを使って買うよりも、グループチケットの方が一人頭5ポンド安かった。グループチケット、侮れない!

・時間が時間だったので少し心配だったのだが、問題なく4人全員が座る席が見つかる。近くの席にはソニーのVAIOを膝の上に置いてカタカタと打ち込む、太ったハリソン・フォードのようなおじさんが。

・電車に揺られること30分ほどですぐにロンドンパディントンに到着。ここで地下鉄に乗り換える。どうやら皆さん、それほど乗り慣れていないらしいので、私がどの地下鉄に乗るか案内することに。最初は全然分からなかったが、イギリス生活はや10ヶ月近く。ロンドンの地下鉄についてもかなり詳しくなってきた。ひょっとすると、マイケルより詳しいかも知れない(笑)。

・20分ほど揺られてキングスクロス駅へ。残念ながら工事中のため、あまり美しい光景ではないが、ともかくここでケンブリッジ行きの電車に乗り換える。

・ケンブリッジ行きの電車は予想通り観光客っぽい人でいっぱいだった。後ろの席にはどう考えても日本語という言語を話す子供連れの夫婦が。やはりケンブリッジは観光地なんだなあ、ということを実感させられる。ここでも我々は無事、4人で座れる席を確保。割と混んでいたので、運がよい。

・この電車で一つ困ったのは、ほぼ全ての窓(電車の上部にある)が開いており、にもかかわらずやたらたくさんのトンネルがある、ということである。これがどういう事を意味するかというと、トンネルに入るたびに、気圧の急激な変化の影響で、凄まじく耳が痛くなるのである。一つトンネルを抜けたと思ったら、また別のトンネルが現れる。くそ、いつまで続くんだ、これは、バーミリオン海戦でラインハルトがヤン・ウェンリーに対抗して行った戦術なのか、と思わされるほど、しつこくトンネルが次から次へとやってきた。おかげで、会話の途中で度々耳を押さえるはめに。

・そんなこんなで、耳が痛い思いをしながらも無事ケンブリッジに到着。当然ここで記念撮影を行う。
当ブログには、超当たり障りの無い一枚を。


2010071001


オックスフォード同様、別に交通の要衝、という位置づけではないため、駅自体は割と小さい。


・ここで女性陣が全員トイレへ。私も当然、トイレに行く。私はすぐ終わったのだが、いつまで経っても女性陣が出てこない。なんのことはない。観光地=女子トイレ=異様に込む、というお約束の展開である。おそらく15分くらい待ったのではあるまいか。実家に電話を入れて、駅の写真を撮りまくって、ベンチに座って休憩して、ガイドブックを取り出して名所を再確認して、ふーっと、息をついて、それでもまだ時間的にゆとりがあった(苦笑)。

・ともかくも、駅を降りた我々は、最初の目的地、ボタニカルガーデンを目指す。地図を見る限り、それほど遠くないので、歩いていくことに。しかし、何度か書いたことかも知れないが、田舎とイギリスの地図は騙しである。田舎では、ちょっと橋を渡ったところ、と地図に書いてあっても、実際はその橋が数百メートルあったり、侮れない。同様に、イギリスの地図も、非常に距離が近いように見えても、実は結構歩かなければならなかったりする。今回のガーデンもそのたぐいだったらしく、道に迷ったこともあり、思いのほか到着に時間がかかってしまった。道草を食いながらも(まあそれも楽しい)、なんとか到着したボタニカルガーデンの外観がこちら。


2010071002


まあ見るからに、ボタニカルガーデンである。植物園、というと、日本でも馴染みがあるだろうか。
実際、その名に恥じず、様々な植物が植わっていた。残念ながら夏のシーズンということで、めぼしい綺麗なお花は数こそ少なめではあったが、それでもあるところにはある、と言わんばかりに咲き誇っていた。当然、噴水もあり、ここでも写真撮影を敢行。


2010071003


いつもの場所にアップした写真には、ちゃんと人物も写っているのでご安心を。


・当初の予定の数倍の時間をここで費やした一行は、一路タウンセンターを目指す。道中、カモを見つけたので思わず撮影。


2010071004


この子は非常に人懐っこく、我々がカメラを向けても平気でペタペタと目の前を歩いていた。だからこそ、こんなアップの写真が撮れたのである。流石、観光地のカモとコイは違うなあ。。。

・歩くこと10分あまり、いよいよタウンセンターにやってきた。流石にケンブリッジ、我が街と異なり、明らかに風情のある建物が目白押しである。そんな建物を見やりながら、我々は「たまたま」目についた、手近なチャペルに入ってみる。


2010071005


このお花と古い建物のコントラストが我々を惹きつけた、というのは言うまでもない話である。ここでもかなりの数の写真を撮影した。


・チャペルを出て街を歩いていると、既に時間が3時を廻っていることに気がつく。我々はまだ昼食を食べていない。周りからも、おなかがすいた、と言う声が多数聞こえてくるようになり、それじゃあどこか店に入ろう、ということになる。いくつかの店を回った結果、結局近場のレストランへ。これまた非常に幸いなことに、ランチタイムはとうに過ぎていたせいか、比較的空いていた。ここで私がローストビーフ、プックがローストチキン、シベルがチキンカリー、そしてプンがフィッシュアンドチップスを食べた、というのは既に別の日記で書いたことであり、またその写真も逐次アップしてきたので、ここには載せない。ただ、なかなかくつろげた、ということを付記しておきたい。

・レストランをあとにした我々は波止場に向かう。こちらでは観光名所の多くが5時半、ヘタをすると4時半の段階で閉まってしまうことがあるので、その前になんとしてもケンブリッジ名物、パンティングボートに乗らねば、と思ったのである。

・波止場についてみると、明らかに「私、力あります」という感じのたくましい、しかし優しそうな男性が。この人にパンティングツアーに付いて聞いてみると、ガイドが付いて、川を上り下りしてくれるらしい。往復で45分ほどかかるが、重要なカレッジは全て川沿いにあるので、全てを見ることが出来るらしい。これでお値段一人13ポンドというのだから、安いほうだろう(距離と時間が全然違うが、京都で人力車に乗ることを巻がてみれば、その差は歴然としている。)
ちなみにこれが波止場。


2010071006




・待つこと少し。4時45分にいよいよ我々はボートに乗り込む。ボートは我々4人と、あとは地元のご老人が3名。漕ぎ手兼ガイドは、たまたまではあるが、先程説明してくれた、大柄な男性だった。いよいよ出発する。

・ここでパンティングについて説明しておいたほうが良いだろう。パンティングというのは、平底の小舟を、竿一本でコントロールすることを言う。分かりやすく写真にすると、こんな感じ。


2010071011


華麗に船を操る女性がいたので、一枚撮ってみた。持ってみるとわかるが、竿は思いのほか重いし、また川も深い。後述するが、下に落ちないか非常に不安だった。

・必然的に、運転するのはたいていこういう筋肉隆々の人になる。


2010071007


・これに乗って、彼の解説を聞きながら散策する。適宜、左手に見えるのが何何で、とか、前方の橋が何何、と説明してくれるので、我々からすると非常に分かりやすい(但し、多くの人間が写真を取るのに夢中で、話を聞いていなかったりもする)。川から見える光景はこんな感じ。


2010071008


このように、カレッジもなかなか綺麗に見える。


・ボートの前半戦はかくてつつがなく終了。後半、突如「やってみるか」と言われる。おいおい、聞いてないよこの展開。しかし誰も立候補せず、このボートの中で最年少の男性だったので、まず最初にやることに。兄ちゃんに言われるままに、ボートをコントロールしようと試みる。が、おいおい、全然動いてないんじゃないかい!!おまけに左方向にそれていく始末。やむなく兄ちゃんにバトンタッチ、方向を元に戻してもらい、再度トライ。思いのほか力がいる上、下に落ちたら大変だ、という恐怖感もあり、なかなか上手く行かなかった。ただ、あとで振り返ってみると、実は「全然動いてない」と本人は思っていても、その実ちゃんと進んでいたらしい。
この、私の素晴らしいへっぴり腰の写真は、某所にアップしておいたので、またコメントなりどうぞ。

・ボート観光を終えた我々は、更に北のほうへ歩いていく。川沿いの道を、ボールをくわえた犬が走っている、というほのぼのとした光景もなかなか良い。


2010071009


・最終的に大きな街路樹のある公演のようなところにたどり着き、ここでUターン。駅を目指して帰路に着くことになった。途中、これもケンブリッジのカレッジの一つらしいが、奇妙なものが。


2010071010


おそらく恐竜とかを研究しているのだろうが、厳かな建物が多い中、こういうモニュメントがあると、そのコントラストで笑いが込み上げてくるのは致し方ない。それにしても、やけに顎のでたトリケラトプスだなあ。。。

・先の日記でも書いたように、この後我々は駅まで14分という看板を見て、歩き続けたところ、次の看板が駅まで15分と書かれている、という、いわゆる「道に迷った」状態に陥り、一時はどうなることかと思ったが、最終的には無事、駅までたどり着くことが出来た。ちなみに駅についたのが7時5分ごろ。運良く、7時15分にロンドンまでの直通電車があり、無事これに乗り込むことが出来た。

・普通、旅行の帰りの電車やバスは、全員が眠りこける、というのが定番である。しかし女性陣のなんと元気なこと。ロンドンまでの50分ほどの車内は、お笑い写真撮影会となった。その写真はプンのアイフォンにしかはいっていないので、お見せ出来ないのが残念だが、この撮影会で私はオスカーを受賞した(笑)。

・その後は幸い、電車の連結もよく、9時10分頃に街に帰りつくことが出来た。昨日の写真でも分かると思うが、9時10分であればまだまだ明るい。おかげで、足元が暗くなる前に、部屋にたどり着くことが出来た。

・ケンブリッジはオックスフォードと共に、由緒ある町であり、見所はいくらでも存在する。そのため、本当はもっと綿密に計画を練り、分刻みのようなスケジュールであちこち見て回ったほうが、いろいろなものを見れたのかも知れない。しかし、「これがケンブリッジか!」という、そういう「美味しいところ」を堪能することは十分に出来たと思う。また、いつもは一人か、多くても二人で(しかも私の場合、そのもう一人は案内人)気楽に旅に行くことがおおいのだが、こうやって4人で行くのもなかなか楽しいものだなあ、と思わされる一日となった。



最後に、詳細写真はいつもの場所のアルバムにアップしておいたので、また興味のある方はどうぞ御覧ください。
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コメント
この記事へのコメント
遅ればせながら、素敵なケンブリッジレポート、ありがとうございます☆パンティングボートは初めて知りました。本当に一歩間違えれば転覆しそうなボートですね。京都の保津川下りを思い出しました。やはり、歴史ある町は良いですね♪
2010/07/11(日) 19:18:45 | URL | Little Nell #-[ 編集]
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