イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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近視読者のオックスフォード漫遊記・破Q
2010年06月06日 (日) | 編集 |
それでは昨日の話の続きを。

話題は6月1日のオックスフォード、いや、Warwick Castle観光の話に移る。


・朝、7時50分に起床。予定通りである。着替えたり、持っていくものの準備をしたりした後、いよいよ下に降りていく。雨の予報通り、外は雨がしとしとと降り注いでいるのがありありと分かった。ソファーを見やるとこんな光景が。


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雨も降ってるし、ということで、これから一日こうやって過ごすつもりらしい。いやはや、ルリもルイもおんなじである。


・シリアルとトースト、コーヒーでブレックファスト。シリアルは食べたことのないタイプだったが、極めて健康的なシリアルだった。言い換えれば、味がない。というわけで、砂糖を追加して食べさせていただいた。


・10時頃、ケイトの家を出る。デイヴィッドの運転する車で45分ほど、前が見えないほど雨の降りしきる中(おいおい)、目的地のWarwick Castle目差して進む。日本のガイドブックを見ても、オックスフォードの観光地の中に載ってないなあ、と思っていたのだが、何のことはない。実はこのWarwick Castle、オックスフォードというより場所としてはシェークスピアで有名なストラトフォードアポンエイボンの方が近いくらい北のほうに位置しており、必然的にガイドブックでも、オックスフォードの観光地ではなく、湖水地方の観光地としてアップされていたのである。


・いよいよ城に到着。こんな城壁の横を通って現場に向かう。


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写真では分からないと思うが、実はこれが結構長い。そして、一体いつ着くんだろう、と思った頃に、ようやく到着する、というのはもはやお決まりのパターンである。


・ついたそこは、さすがの光景が広がっていた。


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おおーっ!なんというか、ちょっとしたロード・オブ・ザ・リング気分である。


・更に近づくと、より雰囲気を間近に感じることが出来る(まあ当たり前か)。


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テントと言うか、陣幕というか、そんなものまで張ってある。まるで攻城戦の最中のようだ。これを見て、


「ははあ、トゥラーン人がペシャワール城に攻めてきて、外に陣を張ってるんだな」


とマニアックに思った人は、ごくわずかもいないだろう。


・いよいよ城門をくぐる。上を見上げると、うぉ、こうなってるのか。


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何かの間違いで、この門が上から落っこちてきたら一貫の終わりである。何はともかく、そういう事故は起こらなくて本当に良かった。

ちなみに、この門の奥に、四角い穴みたいなものが空いているのが分かるだろうか。聞くところでは、この穴から熱湯や汚物を流して、攻めこんでくる敵に牽制するらしい。昔から攻城戦というと、上からいろんなものが降ってくる、ということが常識だったが、こういうシステムになっていたのか。こういうのを見ると、なんか楽しくなる。


・城の中に入り、まずは常設の展示コーナーっぽい場所に行く。ここではこの城の歴史などが詳しく説明されていた。加えて、当時を再現する、とばかりにかなりの数の蝋人形が設置されている。


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ここに立ち尽くしているそれっぽい怪しい人達は、皆蝋人形である。近づいてみるとよく分かるが、非常に精巧にできている。マダムタッソーの蝋人形館が最も有名ではあるが、そこに限らず、イギリスの蝋人形のレベルは総じて高い。


・続いて屋外に出て、鷹匠のアトラクションを見学する。途中からだったが、十分堪能することが出来た。


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写真は丁度鷹が鷹匠の腕に飛び降りてきた場面である。見ての通り、かなり大きな鷹である。これが宙をさっそうと舞い、鷹匠の元へ、まるで体当するかのように戻ってくる様はなかなかに見ごたえがある。ちなみない、時々上手く彼の腕に止まってくれないことがあるのだが、そこはご愛嬌。なお、ちゃんと戻ってくる度に、何か食べ物を貰っていた。さすが、鷹とはいえ、現金なモノである。


・続いて屋外アトラクション第二弾、騎馬戦を見る。


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騎馬に乗った騎士が互いに槍を持って突撃しあい、相手を馬から落っことしたほうが勝ち、という試合である。話を聞いていると、キングエドワードの元のナンバーワン騎士を決める大会、ということになっているらしく、どちらがナンバーワンか決めるために戦う、というアナウンスがなされていた。ところが、いざ始まってみると、、、あらら、ちょっと、、、向こうの方から明らかに怪しい一団がやってくるんですけど、、、っと、凄く怪しい、見るからに「私は明らかに敵っぽいサムシングだ」と言っているような連中が乱入。バーバリアンと呼ばれる彼らが、「我々はイングランドを奪いに来た」と言って、この騎士二人と様々な馬術競技で戦う、という趣向に早変わり。なるほど、芝居仕立てになっているのである。とはいえ、馬に乗り、剣を振り回すという体をはった競技で、しかも結構長い時間だったので、後半は明らかに役者陣もバテてきていた(苦笑)。とはいえ、最後まで非常に楽しませてくれた。


・この後、出店で昼食を食べ、新しいアトラクションというCastle Dungeonへ。いわゆるお化け屋敷っぽい趣向のコーナーなのだが、相当Gloomyだった。心臓の弱い人は絶対に行ってはいけないし、また、連れて行ってはいけない。仮に女の子を連れていったら、帰りにその子と一緒に帰れるか保証はできないような場所である(註:ただ、私のコースメートのヴェリティーは間違いなくこういうのが好きであり、結局明らかに人を選ぶアトラクションと言える)。


・そんなおぞましいのを見た後は、城の塔に登ってみる。これが結構キツかった。というのも、昔の塔のままなので、必然的に階段が物凄く狭く、ついでに急。しかもいつ終わるとも知れないほど長い。明かりもほとんどなく、「これ、日本だったらたぶん法律で観光客入れるの禁止されるよな」と思えるような構造だった。ただ、そんな苦労した分だけ合って、上から見る景色はかなり良かった。


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見ての通り、かなり高い。おまけに、まあ昔の建築物だからというのもあるが、ところどころ明らかにフェンスが低い(苦笑)。高所恐怖症の人はやめておいた方が良いスポットである。
もう一枚、ここから撮った街の描写はこちら。


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なんというか、映画とか、あるいはFFに出てきそうな、そんな古めかしい街のワンシーンである。聖堂が良い味を出している。ちなみになんという名前の聖堂なのか、浅学ながら知らない。


・その後、庭園でお茶を飲む。お茶を飲んでいると、ケイトが近くの木を指さすのに気がついた。そちらの方向を見てみると、、、


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木の幹に乗った、無数のしっぽの長い鳥っぽい奴がお分かりだろうか。そう、これはピーコック、つまり孔雀である。動物園以外で孔雀にお目にかかるとは思わなかった。
まあこの写真ではわかりにくいかも知れないので、もう少し近場のショットを。


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なんとも美しい色合いである。ちなみに、こうやって美しい=オスであるのは間違いない。そうでもなければ、メスの気を引けないのだから。


・この後、最後のアトラクションを見る。何をやるのかなあ、と思ったら、なんと当時の投石機(おそらくレプリカ)を使って本当にモノを飛ばすという。アナウンスを聞いていると、


「今日は火の玉を飛ばします」


とか、なんかとんでもないことを言っている。ほんまかいなと思いながら投石機の方を見ていると、なんか本当に思い切り燃え盛る炎が見える。そして、いよいよ発射。勢い良く飛び出される物体。あ、本当に思い切り燃えてる。おい、ちょっとまて、なんか飛んで行った方向に小屋があるんですけど。え、あの小屋、かなりの年代物ですよね。というか、間違いなくあれ19世紀からある伝統的な小屋ですよね。あれ、ちょっと待って下さいよ、なんかこのまま行くと見事に直撃とかしそうな感じなんですけど。迎撃とかできないですよね。あ、ちょっと。



などとこころの中でつぶやいているうちにみるみる燃えさかる球体は落下。幸い、遠目には分からなかったのだが、小屋ではなく、その奥の芝生の上に落ちた。その後、球がどのようにして消化されたのかは分からないが、最後の最後にして、非常に見ごたえのあるアトラクションを堪能出来た。投石機を飛ばすシーンを生で見るなんて、普通にあることではないだろう。


・ちなみに、しつこく投石機の話をすると、非常に印象的だったのは、一発球を打ち出した後、かなり前後に揺れ続けていたことである。あの分だと、連射は難しいだろう。『トールハンマー』にせよ、『ジェネシス』にせよ、『フレイヤ』にせよ、この手の大型兵器の充填には昔から時間がかかるものなのである。


・投石機を見たところで観光終了。あとは再びケイトの家に車で戻り、そこで紅茶を一杯いただいて、それからオックスフォード駅へ。そこから電車に乗って帰ってきた、という次第であった。これまで、ウィンザー城という伝統的なお城に行ったことはあったが、それとは180度違うといってよいような趣向の城であり、非常に楽しい観光旅行となった。もちろん、ケイト夫妻の尽力のおかげであるのは言うまでもない。絶対にこのブログを見ていることはないし、またそもそも読めないと思うが、この場を借りて謝意を表したいと思う。

本当にありがとうございました。
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