イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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イエス、ヨアハイネス!
2010年05月23日 (日) | 編集 |
昨日予告した通り、今日は久々にイベントフルな一日だった。

というのも、R関係の観光旅行で、オックスフォードシャーの観光地、Blenheim Palace(ブレナム宮殿)に行ってきたからである。かのイギリス元首相、ウィンストン・チャーチルが生まれた場所、としても知られている。実際、中にはチャーチルゆかりの品でいっぱいである。
我々からすると、チャーチルと言うのはそれほど馴染みが無いのだが(第二次大戦の時の首相として、世界史で登場するくらいだろうか)、今でもアンケートではイギリス最高の政治家として選ばれるほど人気がある有名人物である。


Twitterを見た方は、朝私が眠い目をこすりながら野球を見て愚痴をこぼしつつ、準備していたのはご承知と思うが、以下、今日の流れを書いてみよう。


・6時半に起床。シリアルとヨーグルトでいつもの朝食を作り、部屋に戻る。PCを開いて早速野球の情報をチェック。今日は13時試合開始のスカイマークの試合、この時点では2-1でオリックスリードも、先発木佐貫があっさりフォアボール連発で押出してしまいたちまち同点に。筆者が激怒の書き込みをTwitterに行ったのは言うまでもない。


・野球を見つつ出発準備。とりあえずバルディリスがHRを打った勝ち越し、その次の回を平野がぴしゃっと抑えたところで丁度時間がやって来る。8時15分、寮の駐車場へ。遅れること5分ほどしてカウンセラーのイアン夫妻が車でやってくる。この車で送り迎えしてもらう寸法だ。

・Rの観光の良いところは、この送り迎えしてもらえるということが示しているように、交通費、食費、その他が要らないことである。結局今日使ったのはおみやげ代だけだった。

・車でゆられること約45分、無事Blenheim Palaceに到着する。思っていた以上に緑豊かで広大な地である。車を降りた我々は、さっそく宮殿目指して歩き始める。この遥かかなた、イスカンダルくらのところに見えるのが、宮殿である。


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しばらく歩いて、ようやく宮殿がそれらしい姿を目の前に表す。何度見ても巨大である。


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門の装飾など、なかなか豪華なものであろう。ここで他のメンバーと合流、チケットなどを受け取る。


・ふと右手を見やると、これまた広大な緑の芝生が広がっている。なんとも美しい。天気が良いのも相まって、最高の見晴らしである。向こうの方には大きな池があり、古めかしい橋も見える。


2010052203


ちなみにこの道を、ランニング姿のランナーが何人もジョギングしているのに出会った。どうやらここはジョギングスポットになっているようだ。かと思えば、犬の散歩をしている人までいる。ちなみにここはWorld Heritage Site。世界遺産でジョギングをする、というのはなかなか面白い。


・10時前になっていよいよ建物内へ。まず先程の写真にもあった大きな門をくぐる。すると、中にまた大きな門が。面倒なのでそこは省略するが、その門をくぐっている最中にとった写真がこちら。


2010052204



「宮殿に繋がる長いトンネルを抜けると、そこは宮殿だった」


と言う感じ。なんとも面白みのない文章だが、事実なのでやむをえまい。
中の宮殿もまた、言うまでもないことだが非常にデカイ。


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まるで国会議事堂である。
なお、「宮殿」という名前が付いているため誤解を招きやすいが、これはあくまで「チャーチル家の人々=Dukeの住まい」ということであり、ここにキングが暮らしていたわけではない。とりあえずわかりやすいところで、貴族のお屋敷、と考えてもらっても良い。とはいえ、日本とはスケールが違うが。。。


・建物内部へ。まず、チャーチル家の一員、the eldest daughter of the Duchess、ヘンリエッタ・スペンサーチャーチルから説明を受ける。これはまあ、普通ありえないような歓待である。なにせ、Her Ladyshipなのだから。Her Ladyshipとか言うと、「イエス、ヨアハイネス!!」とか言いたくなるのが、『コードギアス』を見ていた人間の悪い性である。


・それにしても、Her Ladyshipが普通の夏服で登場したので少しびっくりした。私の中ではもう物凄い格好というイメージをふくらませていたからである。もっとも、このイメージ自体、ヴィクトリア朝小説の知識に基づくものなので、多分に現代に当てはめるのは間違っているのだろう。


・ここで説明を受けながら、お茶とお菓子をいただく。Her Ladyship曰く、「自家製」とのこと。その自家製ケーキがこちら。


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見た目通り、食べ応えのあるケーキである。
そして、甘い!
こちらの人々は、ダイエットと言う言葉を知らないのではないか、と思わされる甘さである。慣れてくると楽しいが、こういうのばっかり食べてたら間違いなく健康を害する。これから海外に来る方はご注意を!


・ちなみに、なんか近くにいたのでLadyshipとお話しをしてみたが、Tokyoに来たことがあるらしい。来週はChinaに行く、ということで、なんとも行動的である。もっとも、インテリアデザイナーとして著名らしく、ビジネスが忙しいようだ。


・Her Ladyshipからひとしきり説明を受けた後、建物内の観光へ。っと、その前に、この説明を受けた部屋の外の噴水の写真をパシャリ。


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なんとも美しい。親子連れが椅子に座っているが、確かにこういうところに子供をつれてくるのは楽しそうだと思わされる。



その後はいよいよチャーチルゆかりの品などがいっぱい詰まった建物の奥へ。残念ながら建物内は撮影禁止のため、写真は撮れなかった。ただ入る前に、入り口の天井がやたら気になったので一枚撮ってみた。


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なんとも奇っ怪な。

貴様、見ているな!

と思わされるのは言うまでもない。



・内部観光の後、再び外へ。まず、先程見たのとは別の噴水に出くわしたので、そこを見てまわる。


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ともかくくどいくらい噴水は無数にあった。ただ、今日は最高気温が25度を超えるような、イギリスとしては極めて暑い一日。そのため、噴水で時々水しぶきがこちらに飛んでくるのは非常に気持ちが良かった。


・この噴水を見ていると、こんなものが。


2010052210



いわゆるスフィンクスだが、顔が変。なんというか、妙に人間的なのである。
それもそのはず、これはさきほどHer Ladyshipより説明を受けていたのだが、何代か前のDuchessの顔をモチーフに作ったらしい。しかも此の人、両頬にワックスを入れて頬をふくらませるという、当時としては珍しい、宍戸錠的整形手術をしたらしい。
なるほほ、言われてみると、ほっぺたが膨れているような。。。



・噴水を後にした我々は、一路カスケード、つまり小さな滝を目指して進む。お屋敷の中に滝がある事自体、オドロキだが、そこはスケールが大きいなあ、と感心するにとどめておこう。
さて、そうやってカスケードを目指していたところ、目前にして、こんな鳥が。


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いわゆる水鳥であるが、なんとも哀しいかな、正確な名前が分からない。とりあえず、カモっぽいサムシングと言うことで、とりあえずカモということにしておこう。まるで置物のようなポーズで固まっているが、ホンマモンである。そして、ここにはカモが二匹おり、その真中に子ガモを連れていた。これがまた。。。













・さあ、日本全国の癒しを求める皆様!お待たせいたしました!!子ガモの登場です。
さあ、癒されましょう!!!



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写真で上手く伝わったか分からないが、ともかく可愛らしいの一言である。
一挙手一投足がともかくキュート。写真だけに飽き足らず、ムービーまで撮影したが、ともかく可愛らしかった。
「いやあ、鳥はいいですねえ、嘘をつかなくて」(明智小五郎、談)。


・カモたちを尻目に、一行はいよいよカスケードに到着する。
それがこちら。


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うーむ、無茶苦茶大きいわけではないが、ちゃんと滝である。


・この滝が流れ出る川(というか池?)に目をみると、やや、怪しい生物が!



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なんだあの黒い奴らは!
これは、、、ハンターの出番か!!

と思った人は(いないだろうが)、モンハンのやりすぎ。


なんのことはない、カープ、つまり「鯉」である。流石イギリス、鯉のサイズもなかなかに大型である。それにしてもこちらの鯉は黒い地味なヤツしかいないのか。このへんもイギリス的である。


・来た時とは別の小道を通り、宮殿の方へと戻る。その小道の横には大きな池が広がっている。


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うーん、向こうから死体がぷかぷか浮いてきても不思議でなさそうな、そんな池である。いや、これは単なるミステリーの見すぎ(聞きすぎ)か。しかし雰囲気がある。少なくともこれなら、オフィーリアが流れてきてもびっくりしなさそうだし、またそのシーンの撮影が出来そうだ(→ちなみに『ハムレット』のお話)。


・宮殿に戻り、カフェでようやく昼食にありつける。特に面白みはないが、私が食べたのはこちら。


2010052217


チーズのサンドイッチとアールグレイのケーキ、それに、スパークリングウォーターである。基本、スティルウォーター、つまり普通の水しか飲まないのだが、外がやたら暑かったので、たまにスパークリングにしてみた。これがまた、なかなか美味しいスパークリングだった。サンドイッチはGloucesterという、伝統的なチーズのサンドイッチにしたが、かなり美味しかった。流石にブレナム宮殿といったところか。


・その後はお土産物を見つつ、来るときに見た橋を見て、駐車場に向かう。


・それにしても、こちらの人はアウトドアが好きである。
今日は絶好の行楽日和。芝生の上では、下記のように、薄着で寝転がって日向ぼっこしている人たちが無数存在した。


2010052216


これはブレナム宮殿という美しい場所なのでまあわかるが、うちの寮の敷地内でもハンモックを出してきて屋外で寝そべったり、芝生の上で寝転がって日焼けしている人たちがいるのには驚かされる。まあ部屋に閉じこもるよりは健康的と思うが、紫外線は大丈夫か、そんな事を老婆心ながら気にしてしまう。


・その後、イアンの車で帰路に着く。太陽熱のため、車内の温度が30度強になっており、最初はもう車内が暑くて大変だったが、エアコンのおかげで事なきを得た。


・45分ほどかけて無事帰寮。かくて、出かけた先は一箇所ながら、イベントフルな土曜日の幕が閉じたのであった。
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