イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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焼いて治した。二三度火傷しかけたがな。
2010年05月17日 (月) | 編集 |
先日から書こうと思いつつ書けなかった、木曜日の夜中の大ピンチの話を書く。


木曜日の夜中(より正確には、既に金曜日になっているが)の3時頃、私は突如目覚め、激しいのどの痛みを感じた。
私は別に声のお仕事をしている人間ではないが、元々喉が弱いせいもあって、人一倍喉に気を使っている。少しでも危ないと感じたらのど飴をなめ、出かける度に、いや、キッチンに幾度に、いやいや、トイレに行く度に嗽をしている。場合によっては、1時間に3回くらい嗽をしていることさえある。神経質とさえ、言えるかも知れない。そういう人間にとって、喉が痛くなる、というのがどれほどとんでもないことか、お分かりいただけるだろう。


イギリスは、室外は異様に湿気ているのに、室内はやけに乾燥している、というのはよくある話である。当然、まず私は薬を使って嗽をするところから入った。そして、その後喉にスプレー。乾燥だけならたいていこれでよくなる。しかし、今回は痛みが収まるどころか、焦りも合って、余計痛く感じる始末。これはまずい、どうしたものか。。。


私がこれほど心配になるのには、訳があった。
私の隣人、シベルは一週間ほど前から酷い風邪を引いており、彼女の部屋からはいつものように激しい咳の音が聞こえてきた。あまりに頻繁なので、大丈夫か心配になったほどだ。彼女曰く、指導教官に「風邪を引いている暇が無い」と言われたそうで、いつものように、休むことなく勉強に励んでいるようだった。その無理がたたったのか、既に1週間ほどになるにも関わらず、一向によくなる気配を見せていなかった。




さて、ここで少し現在の話を離れ、一年前を振り返ってみたい。一年前、より正確には、2010年5月、何があったか、覚えている人がいるだろうか?今、日本は5月17日月曜日だと思う(こちらはまだ16日)。2009年5月17日日曜日には、何があったか?

答えは簡単である。
私は、厳戒態勢の中、なんばで行われた名塚佳織ブロマイドお渡し会に参加して、、、

って、重要なところはそこではない!

ポイントは、「厳戒態勢の中」という一節だ。何があったか?多くの人が忘れているかも知れないが、実は昨年の5月は大変だったのだ。というのも、ブラジルに端を発した新型インフルエンザ、通称スワインフルが日本の関西地区で、猛威を振るった時期だったのである。実はこの17日は、当に各所で発症が確認され、パニックになりかかった時期である。あれから一年、最近のニュースを見るにつけ、日本人は本当に喉元すぎれば暑さ忘れる民族であると思わされる(まあこれはどこも同じだろうが)。

で、日本で当時起こったことといえば、「マスクが買えない!」という自体である。インフルエンザ予防のため、マスクが売れ、売り渋りと言う姑息な手段もあったのか、見事に薬局で手に入らないという自体が発生した。

このマスクにまつわる騒動であるが、これは海外では起こらなかった現象である。なぜなら、


「海外の人間はマスクしないから」


これは実際問題本当で、こちらに来てから、マスクをしている人間は見たことがない。病院内ですら見た記憶がない。マスクが有効、という科学的根拠がないから、というのが理由らしいが、なんとも欧米人らしい、滑稽すぎる合理主義である(まあこれに従えば、科学的根拠がないから超能力も幽霊も、ノストラダムスも信用出来る、という議論になるのだろう)。





それでは話を現在に戻そう。もうお分かりいただけると思うが、こちらでマスクをする人はいない。当然、シベルもマスクをしていない。そしてほとんど一週間、そういう状態で、激しく咳をしながら寮の中を行ったり来たりしていた。そういう状態であるから、私自身の喉が痛くなったとき、私が彼女の風邪がうつったのではないか、と心配したとしても、それは全く驚くに値しないであろう。


さて、どうしたものか。困った私は、一人で考えても埒が明かないので、実家にメールを送ってみた。折り返し返信があり、

「キッチンでほうじ茶でも作って飲んだら」

とのこと。深夜の3時である。この時間にキッチンに行ってガタガタやるのは気がひけること、この上ない。とはいえ、背に腹は代えられない、とはまさにこのことである。メタルギアソリッドを彷彿とさせるすり足で音を立てないようにキッチンに行き、できるだけ音を立てないようにお茶を入れて部屋に帰ってきて飲んだ。

このお茶が、無茶苦茶熱かった。出来立てのほうじ茶だから、当たり前である。が、ともかく、熱いな、このやろー、という勢いでぐぐっと飲んだ。


するとどうだろうか、ほうじ茶の熱で喉を焼くような、そんな印象だったのだが、この治療法が効果を発したのか、朝起きてみると、見事に喉の具合は良くなっていた。その後も不安は尽きなかったので、違和感を感じたらともかくやったら熱いほうじ茶を飲むようにした。すると、その後は特に喉が痛くなることもなく、おかげで普通に生活出来ている。


ほうじ茶の殺菌力なのか、それとも、熱いお茶の力なのか、よく分からないが、ともかくのどが痛いときに、



「無茶苦茶熱いほうじ茶を、喉を焼くようなイメージで飲むのは有効」



ということがよく分かった。まさにタイトル通りである。



なおこのタイトルは、焔の錬金術、ロイ・マスタング(鋼の錬金術師)がラストと戦った際に述べたセリフ、「焼いてふさいだ。二三度気絶しかかったがな!」より。しかしこの場合、瀕死であることに変わりはない。
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