イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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バットに当たらなければどうということはない
2010年04月22日 (木) | 編集 |
春の珍事か、はたまた打撃開眼か。

今日(日本では昨日)のプロ野球の試合には文字通り笑わせてもらった。


鈴木4安打6打点!7年ぶり弾は逆転3ラン

【オリックス8-4日本ハム】オリックス・鈴木にとって、今季3試合目の先発マスクは巧みなリードを期待されての起用だった。最近の投壊を考えると、弱点の打撃には目をつぶるしかない。だが、そんな岡田監督の「思惑」はうれしいまでに外れる。13年目のベテランは4安打6打点とバットで輝きを放った。

 第1、2打席はともに二塁打。3―4で迎えた6回には左中間へ逆転3ランを運んだ。「僕は本当に打てないけど、何とか仕事をしたいと思った。まぐれは続くものですね」。猛打賞は昨年6月以来の約1年ぶりだが、通算3本目の本塁打の方は、近鉄時代の2003年3月30日のオリックス戦(大阪ドーム)以来、実に7年ぶりだった。

 8回の好機は「僕なんかを歩かせるわけにはいかない」と捕手の勘で内角にヤマを張り、ダメ押しの2点二塁打。3連勝を飾った指揮官も「鈴木が打つのは考えてなかったけど、4本とも会心の当たりや」と称えた。(スポニチ)



というわけで、オリックスの鈴木郁洋捕手が、一人で4安打6打点と活躍し、日本ハムに逆転勝ちを収めた、という試合であった。

この鈴木という選手、かつてはシドニーオリンピック代表として日の丸を背負ったキャッチャーであるが(ゆえに相性はシドニー)、ともかく打てない。もう笑えるほど打てない。球団合併直後の2005年(そもそも何故福島出身の彼を楽天が取らなかったのか疑問だった。プロテクトされていたのだろうか)、初の交流戦が行われた際、セ・リーグを知る男として故・仰木彬監督に積極起用され、主に守備面でなかなかの結果を出してくれたのだが、守備に比して、打撃が泣けてくるほど酷かった。当時テレビで、はたまた球場で彼の打席を見たのだが、ともかくプロのバッティングではない。高めのボール球、おんなじ球を3つ振って、ビデオの録画再生の繰り返しのように綺麗に三振。まるで突然私がバッターボックスに入れられ、ワケが分からずバットを振っている、そんな印象だった。ともかく上半身だけで棒を振る、そんな感じ。バッティングと言うより、ネアンデルタール人の棒振りである。


それから5年。誰がこの打棒爆発を予想しただろうか。


実は2005年以降、鈴木の打撃は「少しだけ」よくなっている。何せ、例の2005年、44試合に出場し、打率脅威の.103だった男が、昨年は63試合出場でオドロキの打率.200を記録していたくらいである。「素人の打撃」から、「打てない選手の打撃」までは改善してきたのは明らかだ。とはいえ、それでも並以下の打率。おまけに打率が低いくせにバントはヘタクソ、守備面でも盗塁を刺したことがなく(少なくとも見たことがない)、持ち味は、キャッチャーなのに代走として一番に起用出来るほどの俊足と、プロでダメならモデルになれそうなルックスだけ(老けた玉木宏、という声があるが、どう考えても保阪尚希の方が近い)、という、何故二番手捕手として一軍にいられるのか、不思議なくらいの選手だった。

それが、この試合ではよもやの大爆発。映像を見たが、態勢を崩されながらも、打球がよく伸びる。オリックスの場合、阪神などと違い、今年から使用球を変えた、ということはないので、鈴木のバッティングが少なからず改善された賜物だろう。聞けば、日々早出特打を敢行しているとか。昨年までの、緩い大石体制のもとでは見られなかったことである(註:私にとって不思議なのは、何故二軍監督時代あれほど練習に厳しかった大石監督が、一軍監督になった途端、あれほど緩い練習しかしなくなったのか。もちろん一軍と二軍に違いはあるが、弱い以上、練習するしかないと思うのだが。。。あと、最近、練習は量ではなく質、という声をところどころから聞くが、その「質重視」でここ5年ほど失敗しているのだから、切り替えるべきだろう。これはあくまで個人的な意見だが、この「質重視」と言う方針は、根本的に真面目な日本人には向かない気がする。)


しかしこの本塁打のシーン、本当に凄かった。当時、私は部屋でエッセイの修正をしながら、ヤフーの一球速報で試合を追っていた。1点を追う6回、その場面はやってくる。ノーアウト1,2塁から、今日昇格してきた迎がきっちりとバントで送って2,3塁。そして鈴木である。それまで2本、いずれも二塁打を打っており、一部ファンの期待はマックスに到達していた。が、私はより冷静に、


「さすがに3本目はキツイから、ともかく前に飛ばして欲しいなあ。」


と、超リアリスティックに眺めていた。「前に飛ばして」という表現からも推察出来るように、最高でも高いバウンドのゴロとか、外野フライで同点、ともかく前に飛ばしてくれれば何かチャンスがあるから、と思っていた。が、更新ボタンを押して見ると、よもやのレフトへのHR。思わず寮の部屋で叫んでしまったくらいである。



冒頭にも書いたが、果たしてこれが春の珍事なのか、それとも打撃開眼なのか、それはまだ分からないが、打てないより打てる方が良いに決まっている。正捕手日高が持ち味のバッティングでイマイチ苦労している今、来月35歳を迎えるベテランが持ち味のセ・リーグ的リードに加えて打撃で正捕手の座を奪い取るのか、ちょっと興味のあるところである。

なお、一つ気になるのは、明日はどのキャッチャーを使うのか、という点。日高なのか、鈴木なのか、今日上がってきた前田なのか。これだけ打ったのだから明日も当たっている鈴木を、というのが我々ファンの思いだが、基本的に明日の先発近藤は、日高とバッテリーを組んでそれほど問題のないピッチングをしているので、捕手を変えるべきか、難しいところだ。さて、岡田監督はどう決断するか。



最後に真面目な話も少し。

今日は朝から上記試合を追いつつ、エッセイの修正。なんとか完成させて、2時半頃に提出することが出来た。本当に、心からやれやれである。

ただ、その過程で気がついたのだが、どうやら体調が万全ではないらしい。道理で少し前から寝るときに違和感があったわけだ。これからいよいよ修論の説明会があったりと、色々忙しくなりそうなので、エッセイも出したことだし、今はとりあえず極力無理せずエネルギーを貯めたいところである。
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コメント
この記事へのコメント
エッセイの提出、お疲れ様でした!単に「修正」とはいえ、緊張感を伴う作業ですからね。疲労がたまってかなり消耗していらっしゃるかもしれませんし、ゆっくり休んでください。
こちらも一昨日に修論の中間提出、今日は指導教官ら3人の先生を相手に面談(もちろんフレンドリーなものですが)、加えて昨年参加した学会のproceedingsに提出する原稿(掲載されるかは出来次第)を終えて、友人にネイティブチェックをお願いしたり・・・今日はまともな食欲がありませんでした。。。やばいかも、です。
「留学に大切なもの」、やはり健康!!毎回同じことをここに書いているような気がしますが(苦笑)、お互いに気をつけたいところです。
2010/04/21(水) 22:35:50 | URL | Little Nell #-[ 編集]
Re: Little Nellさん
修正も一回目や二回目ならまあまだまだ色々変更することも思いついて面白いのですが、5回6回となるとしんどいんですよね。精神的にも肉体的にも。なので、こういうのは提出直前が一番つらいです。

体は資本とはよく言ったもので、ここがしっかりしていないと、他のことがまともに出来ません。というわけで、無理しすぎない程度に頑張りましょう。
2010/04/22(木) 21:52:23 | URL | Micawber(ミコーバー) #-[ 編集]
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