イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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飛べない飛行機はただの鉄だ
2010年04月21日 (水) | 編集 |
おけいはんさんにコメントで聞かれ、また別途メールでも別の方から同様のことを聞かれたので、この場を借りて状況を説明しておきたいと思う。


というのは、アイスランドの火山噴火の話。

アイスランドで火山噴火が発生し、火山灰の影響でヨーロッパの飛行機がストップしている、という話題
である。



まず、私は大丈夫なのか、という話。私自身は全く問題なく生活している。火山が噴火した、といっても、別にイギリス国内のことではないし、必然的に溶岩が流れてきているわけではない。それゆえ、私のイギリスでの生活自体は変わっていない。


ただ、上述したように、飛行機の機能はかなり麻痺している。今日、意識してニュースを聞いてみたが、ロンドンの空港は封鎖されているらしい(つまり、飛行機は飛ばない)。ヨーロッパ全体で見ると、飛行機が飛んでいる地域もあるが、パッチ、つまり継ぎ接ぎ状態で、飛行機が飛んでいない区間もあるとか。当然であろう。

興味深かったのは、アフガニスタンから帰ってくるはずだったイギリス軍が、この火山灰の影響で帰国できず、スペインで足止めを食らっていると言うニュース。それだけだとどうということはないかもしれないが、彼らの帰国を援助するために、Navy、つまりイギリス海軍が派遣された、という話はなんだかおかしく感じた(もちろん、当事者はそんな事を言ってられないので、不謹慎であることは否めない)。空がダメだから、海、というわけね。なんだか大転倒後の世界を彷彿とさせる(註:分かる人がいるとは思えないが、「七都市物語」より)。

なお、ブラウン(首相)は、海外から帰れない人は、マドリードまで来てくれればイギリスまで移送する、と言っていたので、おそらくNavyの軍艦が連れていってくれるのだろう。


というわけで、私の生活自体には、今のところ直接的影響はない。私にとっては、これが出国や帰国の時期でなくて本当に良かった。ただ、当たり前だが飛行機が飛ばない、ということは、エアメールが届かない、ということをも意味する。実は先週、一部の方々に向けてエアメール(ポストカード)を送ったのだが、これが届くのは遅くなってしまうかも知れない。順調なら水曜日か木曜日に届くはずだったのだが、果たしてどうなるか。これが大体いつ届くかで、この噴火の影響がある程度測れるかも知れない。

(註:と書いて、一つ直接的な影響があったのを思い出した。24日にオックスフォード近郊にある宮殿を観光予定だったのだが、そこの案内をしてくれる予定だった、チャーチル家のご婦人(あのチャーチル家である)が、この火山灰の影響で、アメリカからまだ帰国出来ていないらしく、この観光も必然的に延期となった)。


そんな近況。



ちなみに私はこちらに来てからテレビを見れないので、噴火の状況がよくわかっていないのだが、その映像を見た母曰く、


「ベルクラントみたいになってる」


らしい。この表現を理解できる人間がはたしてどれくらいいるのかはともかく(たぶん皆無)、ひどい状況であることはよく分かった。



タイトルは有名すぎるが、『紅の豚』より。
それにしても、火山が噴火することで火山灰が発生し、その影響で飛行機が飛べなくなる、などというのは全く想像していなかった。飛行機はただの鉄ではなく、「繊細な」鉄だと言うことがよく分かる。
(註:厳密には鉄じゃない、とかいうツッコミは不要)。
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