イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

近視読者的英国留学豆知識「本文の前に書きたいこと」
2010年03月28日 (日) | 編集 |
さて、いよいよ予告していた


「近視読者的英国留学豆知識」


を披瀝していきたいと思う。
こちらに来て6ヶ月。予想通りのことも、予想外のことも色々あった。そんな生の体験を元に、今年、あるいは今後留学を考えているひとのために、少しでも参考になれば幸いである。


まず最初に、今後の更新予定について書く。

とりあえず、一日ネタをひとつずつ公開して行く。まずは、「留学で一番大切なもの」と題して、ランキング形式でひとつずつ、留学するにあたり大切なことを説明していく。今後来る人をターゲットとしているので、主に準備の話が中心になるだろう。なお、昨今、ランキングと言うと、下位から上位へといくパターンが多いが、私の場合は単刀直入に「1位」から書いていくので、見る予定の人はそのつもりで。


その前に、今日は「序文」として、ランキングには入っていないが、このランキングの1位以上に大切なものについて、書いておきたいと思う。


端的に言えば、それは「正確な情報」である。


世の中、情報化社会などといわれるようになって久しい。インターネットが発達し、まさに世の中には情報が溢れている。昔と違い、留学についても簡単にネットを使って調べられるようになった。便利な世の中である。


しかし、ネット検索をかければ簡単にわかることだが、情報が氾濫している、ということは、それだけ役に立たない、あるいは有害な情報も大量に出回っている、ということだ。また、困ったことに正しい情報だからと言って、それが役に立つとは限らない。なぜなら、


「情報は刻一刻とアップデートされているから」


である。例えば、数年前にどこそこ大学に留学していた人のブログに行き着いたとする。その人はかなり誠実な人で、後進たちが留学するとき、少しでもその参考になれば、と詳細にイギリス留学のコツについてまとめていた、としよう。なるほど、一見すると、非常に参考になりそうなサイトである。

ところが、だ。それでも、これらの情報が役に立つとは必ずしも限らない。なぜなら、その数年の間に多くのことが変化し、当時は非常に正しかった情報でも、今日のイギリスには当てはまらない、ということがざらにあるからだ。

留学に於いて、典型的にこれが現れるのが、「ビザの取得」である。


正直、イギリスの大学及び大学院に留学するうえで一番難しいのは、大学から入学許可をもらうことではなく、学生ビザを取得することである(註:ただし、オックスフォード、ケンブリッジの場合は、入学するの自体が難しい)。ともかく制度が複雑で、必要な書類が細かくややこしい。そして何にも増して厄介なのが、



「毎年のように制度が変わる」



ということである。例えば、私がビザを申請した時と、今年、留学しようという人が今から申請するのとでは、必要な書類から何から変わっているのである。いやそれどころか、私は昨年の7月に申請したのだが、1月、10月にそれぞれ制度が変更されており、それを境に申請書類、形式などが変化しているのだ。早い話が同じ2009年でも、ビザ申請制度は時期によって3つ、別別のものが存在した、ということだ。そういう状況であるから、1年違えば、制度がまるっきり変わっているということは、容易に想像出来るだろう。


一番困るのは、例えば留学説明会などと称する説明会に出ると、たいてい「留学経験者の経験談」というコーナーが設けられ、数年前に(この手の集まりで、今まさに帰ってきたところ、などという人が話をしてくれる機会は極めて少ない)留学していた、と言う人達が、「当時の」経験を語ってくれる。まあ未知の土地に行く場合、こういう経験談も気休め程度にはなるので、役に立たないと言うことはないのだが、時々話をする人、あるいはそういう会を主催する人の中に、「経験者の話は絶対正しい」などとアホな勘違いをする人がいることである。例えば私は別の国に留学した人の話を長々と聞いたことがあるが、その人は、しつこく「ビザは大使館以外でも申請できるけど、安全のために大使館でやった方が良いです」と繰り返していた。そして、司会者(?)もそれをうけて、全員に同じように念押ししていた。私も当時は愚かだったので、あー、そういうものか、と思っていた。が、誰でも少し考えればわかるとおもうのだが、ビザ申請制度というのは、時期によってコロコロ変わるのみならず、国によっても全然違うのである。いちばんわかり易い例を出すと、例えばイギリスに留学する場合、「鬼か!」と言いたくなるくらい細かくたくさんの書類が必要になるのに対し、お隣のアイルランドに留学する場合、そもそもビザそのものが不必要なのである。ビザの申請でヒーコラ言っているとき、「アイルランドは要らないんですよ」とアイルランドに留学する人に言われ、心の底から羨ましく思ったものである。

まあこれは極端な例としても、国によって、時期によって制度が違う、というのはよく分かっていただけるだろう。またイギリスについて言えば、今(2010年3月27日段階)は、東京と大阪にある、英国VISA申請センターと言う相当しょぼくれたビル(もう外見見てびっくりする)でしか申請を受け付けておらず、大使館に行っても何もできない。昔は出来たのだが、時代は完全に変わったのである。それでも昔の情報がネット上に残っており、こういうのには本当に気をつけねばならない。


したがって、情報を得ようとする側は、常に「正確な情報」「最新の情報」を得ようとする意識が強く求められる。英国ビザについて言えば、


http://www.vfs-uk-jp.com/index.aspx


このサイトで逐次最新情報を入手する必要がある。



かのヤン・ウェンリーは、クーデター派との戦いに際し、敵艦隊の正確な位置情報を掴み、ユリアン・ミンツとともにダンスを踊って喜んだ。当然彼の勝利に終わるわけだが、正確で最新の情報の有用性を如実に物語るエピソードと言えるだろう。


この逸話はともかく、留学を成功させようと思えば、まずはなにより、自分が行く国、都市、大学、ビザ、その他諸々、自分が知っておかねばならないと思う事柄について、しっかりと自分で情報収集に努めることが肝要である。

また、私もこのブログで色々な情報を発信していくが、これはあくまで2009年から2010年にイギリスの某大学院に留学している近視読者ことミコーバーが感じた、あるいは体験したことをまとめたものに過ぎず、これを読んで参考にしようとしている奇特な人自身が留学する時に、100%当てはまるとは言えない、ということは明記しておく。参考にするのは大いに結構だが(もちろん、参考になれば、の話だが)、鵜呑みにするのは非常に危険なので、その点はしつこく記しておきたいと思う。



なお、こんな時でもタイトルの元ネタは、『忘れる前にしたいこと」(後藤邑子)。
スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。