イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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黄色の海
2010年02月11日 (木) | 編集 |
今日は授業中にヴェリティーから聞いた恐ろしい話について書きたいところなのだが、その前に今日の流れ。



いつものように8時20分に目覚まし(携帯)が鳴る。が、もう少しだけ寝たいのでそのまま静観。12分後、再びアラームが鳴る(そういう設定にしてある)。そろそろ起きるか、しかし体が重たいなあ、授業までの時間でちゃんと調整しておかないと、などと考えながら、起き上がろうとしていた、まさにその時である。





パーボーパーボーパーボーパーボーパーボー(以下略)





けたたましいまでの勢いで、非常ベルが鳴り出したのである。
今日は水曜日。毎週、ベルの点検と称して、無駄にベルが鳴る日ではある。しかし、こんな早い時間にかつてベルが鳴ったことはなかった。また、いつもならばパーボー音3回で終わるところが、今日は何時まで経っても終わらない。
となると、答えは二つである(一つじゃないんだ)。





「こりゃあ、避難訓練か火事だな」






とはいえ、前者ならまだしも、後者であれば悠長に構えている場合ではない。外は寒い。ズボンを履いてコートを来て、ぱっと飛びでようとする。が、焦っているせいか、ズボンが上手くはけない(なんと、違う場所に足を入れていた)。部屋が暗くて見えないのもある。それなら電気を付けて落ち着いて着替えろよ、と言いたくなるが、それは今だから言える話。人間、焦ると本当に物事が見えなくなるのだなあ、と思わされる。


やっとの思いでズボンを履き、コートをまとって外に出る。ちょうど他のホールメイト達も続々と外に出て行くところだった。全員、どうやら訓練だと思っている雰囲気。


外に出て、集合場所の広場に行く。普段、同じ寮に暮らす人たちが一堂に会することなど、全くと言って良いほどないので、その光景はなかなかに壮観だった。


しらばくして、レセプションからサンドラが出てきて終了の合図。かくて、早朝、やたら寒い時間帯の避難訓練は終わったのだった。いや、この季節のこの時間の訓練はほんと洒落にならない。





気を取り直して午後から授業。

先週の金曜日に引き続き、今日もアンドリュー・マンガムによるC級ネタのお話。
題材はコリンズの『ムーンストーン』。いやほんと、こういう話は楽しいわ(笑)。私がこういうのを専門にして、割とよく読んでいる分だけよくわかる、というのもあるけど、やはり面白いものは面白い。割としゃべることもできたし、なかなか良い授業になった。しかし、よもやこの授業に出ているコースメートのなかで、『ドラキュラ』の原作をまともに読んだ人間が私しかいないとは。。。やはり色々読んでおくに越した事ないなあ、と思わされる。


なお、この『ドラキュラ』、かなり面白いのでおすすめしておく。ちなみに原作者の名前はストーカー(Bram Stoker)。字は違うが、カタカナで書くと、なんだか妙な説得力があるのは気のせいか。


さて、この授業の休み時間でのこと。ヴェリティーが何やら周りのみんなと、自分の弟の恐ろしい失態について語りだしたのだが、コーヒーを買いに行って帰ってきて、その言葉の端っこの部分だけ(つまり僅かな部分)を聞いたアンドリューが、一体どういう話なのかと興味を持ち、改めて皆の前で披露するようにとのたもうた。そしてヴェリティーが語ってくれたのが、次のエピソードである。



(註:C級ネタの授業にふさわしく、ヴェリティーが語った弟の話も相当C級ネタです。特に食事中の方は、かなり食欲をそがれる可能性がありますので、ここから先を読まないことをお勧めします。食事中にも関わらず、この注意書きを無視して読み進み、結果食欲を失ったとしても、当方は一切責任を負いません。)











Yellow Houseというのが、この話のタイトルのようだ。


ある時、ヴェリティーの弟が、金曜日にパーティーをはしごしたらしい。
帰ってきた彼は、シリアルだけ食べていたとか。深夜、彼女が寝ていると、弟が咳をするのか、あるいは吐いているのか、よく分からない音が聞こえてきたらしい。暗闇の中、トイレでうずくまる彼の元に行き、姿勢を低くして、「大丈夫?」と彼の背中を撫でてやる。すると、大丈夫だ、という返事。一人で大丈夫だから、というので、彼女は再び立ち上がり、そしてあまりに暗いので、電気のスイッチを入れた。
っと、すると、、、







あー地獄絵図!!







なんと、部屋から床(カーペットと言っていた)からトイレからバスルームまで、至る所が黄色くなっていたらしい。原因は言うまでもない。
母が留守だったため、父ともども、後片付けで相当途方に暮れた、と言っていた。





ちなみにこの話を聞いたアンドリュー。弟は何歳、と尋ね、15歳、と聞いて、「極めて普通の15歳だ」と言っていた。いやあ、そういうもんなんですね。



タイトルは、『黄昏の海』(See-Saw)より。こっちは綺麗のにねえ。。。
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