イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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せんゆう
2010年02月10日 (水) | 編集 |
今日、無事街まで出掛け、行きつけのヘアサロンという名の床屋に行き、「ハリポタ」になることができた。
加えて実家宛に、1ヶ月以上も送ろうと思いつつ、時間がなくて送れていなかった紅茶を送りに行くことができた。




しかし、同時に、かけがえのない「戦友」を失ってしまった。




Primarkという洋服屋でセール品を購入した直後のことである。
お釣りの1ポンドを仕舞おうとして、ふと気がついた。




「あれ、小銭入れがないぞ!?」



いつも小銭入れを入れているはずのコートの左ポケットが軽い。調べてみても、ハンカチと手袋しか出ていない。

いつも左なのに、右ポケットに入れている、というのはよくあることである。郵便局で小銭を出したときに、時間がなくて右ポケットに入れてしまったとしても、全く不思議ではない。

しかし、右ポケットにもなかった。あるのは携帯、iPod、のど用スプレー、目薬、ミニ手帳、それだけである。

手提げかばん、リュック、全て必死に探したが見つからない。




「犯人は必ず現場に帰ってくる。まずは当日のガイシャの足取りを洗いましょう!」




とばかりに、郵便局からPrimarkまでの道のりを再び辿り、同じトイレで用まで足してみたが、それでもやはり見つからなかった。。。



知っている人は知っているかも知れないが、私の小銭入れは、黄色い、魚の形をしている。
これが、魚というより「たい焼き」であることを知っている人は、一体何人いるだろうか?
少なくとも、これが月宮あゆのたい焼きをモデルにしたグッズであることを知っている人間は、ごく僅かであろう(というか、いない?)。


この小銭入れとの付き合いは長い。私の記憶の限りでは、大学2年生の時、附中の同窓会に出かけ、そこで相当久しぶりに再開したN川君に、


「おい、それは~じゃないか!」


と言われたのが最も古い。したがって、もう10年は使っていたことになる。

その後も、数々の場所で、この小銭入れは活躍してくれた。教育実習に言ったときは、学生さん達から「先生の小銭入れ、可愛いですね」と言われた(註:言ってきたのは女の子だったので、元ネタがわかっていたとは思えない。)
K大大学院を受験し、合格し、通学するようになり、帰りにK都でおはぎを買うのにも活躍した。タクシーに乗るときはいつもと言って良いほど出番があった。初めて研究発表した時には、おみやげを買う時に活躍した。そしてこのたび海外に行くにあたっては、日本円ではなく、英ポンドを収納するようになり、引き続き、私の生活を補助してくれていた。


長い付き合い。もはや、戦友と言っても良いような、そういう付き合いになっていた。

よもや、その小銭入れを、こんなところで失ってしまうとは。。。


中に入っていた金額は、おそらく13ポンドくらいだろう。小さくはないが、ショックで寝込むほどの金額ではない。
しかし、戦友を失ってしまった悲しみは、indiscribableである。


日本ならいざ知らず、ここはイギリスである。
自転車をタウンセンターに一日放置したら、翌日原型をとどめていない、そういう国である。
おそらく、もう二度と見つかることはないだろう。


今までどうもありがとう。
どうか安らかに。

他に、言いようがない。




タイトルは、『ともだち』(坂本真綾)より。
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