イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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『センチメンタルジャーニー』と聞いて、ローレンス・スターンではなく、名前を聞いただけのゲームタイトルを最初に思い浮かべる英文学者も存在する
2010年01月03日 (日) | 編集 |
まず、タイトルを見た時点でこれまでの流れと全く違うことがお分かりいただけるだろう。これについてご説明。


一応海外に渡ることをきっかけにブログを開始し、当初はエヴァ縛り、全タイトルを終えたところで何かのパロディ縛り、とやってきて、それなりに四苦八苦しながらタイトルを考えてきたのだが、流石に限界になってきた。まだまだ名言やネタはいくらでもあるのだが、現実生活に合わせたもの、というのは意外と限られてきてしまう。年も変わったことだし、心機一転、というわけで、今日からタイトルのパターンを変えてみることにした(なぜ昨日からではないかと言うと、、、きっと色々動揺してテンションが変になっていたんだろうね)。

で、新しいタイトルだが、特に何か縛りを設けるとムチャクチャツライ、ということがこの3ヶ月でよ~くわかったので、非常に大雑把に、「アニメ『銀魂』風の無意味に長いタイトル」という、こちらとしても色々細工のしやすいものにしてみた。


今日は昨日の若干ショックなニュースによる、アストラルサイドから受けたダメージを癒すべく、センチメンタルジャーニーならぬセールジャーニーに行ってきた(わかりやすく言い換えると、精神的ショックを癒すために買い物に出かけた、ということ)。向かった先はロンドン。あちこちセールの時期なので、多分人が一杯だろうなあ、と思いながらバスに駆け乗って出発。

駅について驚いた。すでに警察が出動している。人ごみは、まあ想定の範囲内と言ったところだったが(何せ1月も2日だし、大晦日とかとは違うし)、しかし警察車両が同じ場所(駅前)に二台も停められ、ゼッケンみたいな制服を来た警官たちが一〇人くらいうろうろしていたら、そりゃあ驚くだろう。

もっと驚いたのは、最後帰りついたら、その場所に今度はえらく格好いい馬に乗った警官が二人もいたということ。しかも、その馬が何やら防弾マスクみたいなゴーグルを目の部分にしていたので、思わず笑いそうになった。あんな目の部分だけカバーして、なにか意味があるのだろうか?ホコリが入るのを防ぐためだろうか?だとすると、なんと弱い。
この滑稽すぎる光景、写真に収めたいところだったが、不審人物と思われるといけないのでやめておいた。

何はともあれ、電車にゆられること30分ほど、あっさりとパディントンに到着する。こちらももう慣れたものなので、そこから歩いてベイカールーラインに乗り換え、ピカデリーサーカスを目指す。到着したのが12時頃。電車でR街を出たのが11時16分だったので、約45分で行ける、ということか。つまり、家からK大よりは近い、ということ。

まずは目的のフォートナムメイソンへ、、、の前に、まずはジャパンセンターの食堂で腹ごしらえをすることにする。

ジャパンセンターとは、ロンドンピカデリーサーカスにある、その名前の通り、日本に関する情報、アイテムを扱う専門店である。以前の日記で少し触れたが、ニュータイプやジャンプなどの雑誌も、かなり割高だが購入することができる、ある意味においては便利なお店だ。
この店には食堂があり、これまた割高だが、日本料理的なものを食べることができる。結構人気なようで、前回来たときは、まばらな店内を見て、「入ろうかどうしようかな。先買い物するか。」と買い物をして20分後に行ったところ、入れそうにないくらい満席になってしまい、結局ケンタッキーで食べることを余儀なくされた(美味しいけどね)。
割高なのはわかっていたが、このリベンジも兼ねて、新年だしと思い、ついた早々、この店に入ってみる。
ちなみに店の外観はこんな感じ。


Japan Center食堂


入るなり、日本語で話しかけられる。さすがジャパンセンターだ。まあ、外見でわかるわね。ちなみに外国人の場合は当然ながら英語だった。

いきなり付き出しなのか、緑のグリンピースみたいな豆を出され、びっくりする。料金に含まれなかったので、どうやらサービスらしい。食べてみると、やたら辛い。いわゆるワサビの豆である。口がかわいて仕方ない。しかし、水はでない。そう、これはイギリスでは割と当たり前なのだが、水とかお茶とか、サービスでは出てこないのだ(全ての店ではないと思うが)。自分でオーダーしなくては、持ってきてくれない。そしてオーダーする=お金がかかる、ということを意味する。

「そうか、このワサビ豆はこっちの口を乾かして、何か飲み物を頼みたい気分にさせるためのものか。戦いとは常に二手三手先を読んでするもの。くっ、ジャパンセンターめ、おとなしそうな外見して、やってくれるじゃないか。。。」

と思わされたので、意地でも飲み物は頼まないことにする(苦笑)。リュックの中に自前のお茶が入っているので、外に出たら飲むことにして、メニューの中から、SpecialというEel Don、早い話が「うな丼」を手近な男性(フィギュアの高橋大輔が3倍劣化してチャラくなった感じ。高橋くん、悪気はないんだけどごめんね)にオーダーする。そう、オーダーしたわけだが、、、

何と言ったらいいのかな、端的に言って、



接客レベルが低い!



この前近所で食べに入った、この値段の約4分の1のフィッシュアンドチップス専門店の店員の方が3倍は態度、愛想などが良かった。客に対する受け答えがまともな日本の店員らしからぬ感じだし(慎み、奉仕的精神が全く感じられない。韓国人など、日本人以外の店員もいたが、私の相手をした人は日本人だと思う)、店員同士がやたらとしゃべってるし、おまけに人が食べているのに皿を下げようとするし、超無言でお釣りを渡してくるし。正直、日本にこの店があったら半年もたない。いや、もちえない。存在しているのは、ただイギリスにあるという稀少価値ゆえ、としか考えられない感じだ。
ちなみに、出てきたうな丼自体はこんな感じ。


Japan Center Eel Don


せめてもの救いは、このうな丼がまずまずだったということだ。まあそりゃあ、日本で一流のものを食べるのと比べれば全然ダメだろうが、それでも、それなりにうな丼と呼べるものだった。なにより、写真ではわかりにくいかもしれないが、そこそこ大きなうなぎが二枚乗っておリ(全部で1匹になる)、サイズ的には満足できた。ただ、そのサイズに反比例するようにご飯が少ないところは理解に苦しむ。


まあ半分満足半分不満な昼食を済ませ、外でお茶を飲んだ後(苦笑)、いざフォートナムメイソンへと歩みを向ける。
目的は。


FMセール


いやあ、この上なくわかりやすい吊り広告ですな。
実家から頼まれていた紅茶などを大量に買い込む。おかげで、50ポンド札を出して全く足らなかったのは、前にプリンターを買った時以来だ。

その後、他の「SALE」の文字が出ているおみやげ屋さんなどをあちこち回る。本当はハロッズとかにも行きたいところだったのだが、あいにく今日は珍しくロンドンマップを忘れてしまったので、冒険できなかった。まあFMで十分買ったし、別に良いだろう。


で、その別のおみやげ屋さんに寄ったことで、またうちの寮に新しい仲間が増えた。


誰か似のパディントン


本物のパディントンベアーと、おみやげ屋さんのセール品になっていたミニテディベアである。大量にあったが、その中で顔が面白かったのを選択した。

パディントンベア-は、実は昔、パディントンを通ったときに売店で購入し、「よし。手にいれたぞ」と思っていたのだが、先日、衝撃の事実を知ってしまったのだ。そう、私が前に買ったのは、パディントンベアーではなかった!
パディントンベアーの特徴は、なんといってもその独特の帽子にある。私の買ったベアはシルクハットみたいなのをかぶっておリ、よく見たら「ビーフイーター」と書いてある。ロンドン塔の護衛兵じゃないか。この事実に気づいてしまってから、なんとか早いうちに本物のパディントンが欲しい、と思っていたのだ。

当初、別のパディントンベアーを見ていた。それは、鞄を持っていて、なかなか面白い人形だった(値段は私が買ったのも同じ)。が、ふと、上を見上げると、このベアと目があってしまった。で、ふと思ってしまった。



「あれ?なんかこのベア、ちょうどタイムリーな『あの人』に似てる???」



人間、面白いもので、何かが誰かに似ている、と思い始めると、とたんに止まらなくなる。スクルージが家のドアノブを見て、マーレーだ、と思ってしまったのと同じようなものだ。

そして、何かに似ていると思うようになると、愛着まで湧いてくるものだ。その元が嫌いな人間でもない限りは。
はてさて、どうしたものだろうか。ワンチャンス、それを見る都度、「うん、私も色々頑張らなければならない!」と気合が入るような、そんな激励的なサムシングになることを祈って、これを買うべきなんだろうか?うーん。。。

などと若干逡巡した後、結局これを購入した。

もちろん、あの人、と言っても、アイリーン・アドラーの事ではない(註:分からないひとのために説明。シャーロック・ホームズより)。

ちなみに、このベアは15ポンドくらいだったのだが、道中、ムチャクチャ高そうなベアをショーウィンドー越しに見つけてしまった。
それがこちら。


通称キング


もう周りに飾られているものからして明らかにお高い。また顔も妙に貫禄がある。勝手にキングと命名したが、いったいどれくらいの値段なのか、気になるところだ。ちなみに日本のエルメスで馬のぬいぐるみを買うと(買った事はもちろんないが)、たしか7万円くらいしたと思う。それよりは安そうだが。。。



何はともあれ、色々な買い物をして、ちょっと新年気分を味わうことができた。こっちは2日から電車ダイヤも普通なため、セールに行ったりしないと新年気分を味わえないのだ。次にロンドンに行けるのがいつになるかは分からないが、まあ今日の買い物はなかなか楽しめた。

明日からまた、エッセイを頑張るとしよう。ここ二日は一切何もしてないからなあ。。。
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コメント
この記事へのコメント
店員のおしゃべり、皿を下げようとする、超無言・・・全て私も経験したことがあります。特に無言でお釣りを渡されると、どんなに料理が美味しくても、一気に興ざめしてしまいますよね。「あなた、チップいらないの?」と聞きたくなります。

鰻丼、美味しそうですね!ちゃんと山椒もかかっていて。グラスゴーの日本料理店の鰻丼は意味がわからない程タレがどばっとかかっていて辛かったです。(これも飲み物を注文させる作戦かもしれませんね、笑)
2010/01/02(土) 23:38:45 | URL | Little Nell #-[ 編集]
Re: Little Nellさん
怒りというか不満というかを共有していただき、ありがとうございます。まあイギリス人のお店なら多少仕方ないかなとも思うんですが、何せ名前からすると日本を代表するような、そんな建物ですからね。もう少しそれにふさわしい中身が必要ではないかと思うところです。今回行ってみて、多少高くても「本物の」日本を味わえる店をイギリスに作ったら、ワンチャンスあるんじゃないかな、と思ってしまいました。

意味が分からないほどタレが、というのは、とてもイギリス的ですね。つまり、グレイビーソースを肉にやたらとかけるのと同じ感じでしょう(笑)。もっとも僕もステーキを食べるとき、やたらソースを使う人間ですが(美味しいグレイビーソースの場合はたくさんかけた方が美味しいのです)。
2010/01/02(土) 23:46:20 | URL | Micawber(ミコーバー) #-[ 編集]
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