イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
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2Q10
2010年01月01日 (金) | 編集 |
皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

イギリスも年が明けてはや13時間あまりが経過した。何かが変わった、というワケではないのだが、やはり新年というのは何か気分が良い。新しい気持ちで色々と頑張れそうだ。

そんな新年一発目の記事は何を書こうか、と色々考えていたのだが、昨日実家とSkypeで連絡をしていて、新年早々驚くべき事実を知らされてしまった。いや、そんな驚かなくても良いし、またいつかは来るだろうと思いつつ、それでもどこかでそれを否定する自分がいたのもまた事実なのだが、まあともかく、あるニュースを知らされ、胸が痛くなった。本当は、とっても明るいニュースなんだけどね(→というと、カンの良い人はだいたい察することが出来るであろう)。

本来ならば、その話題から書きたいところなのだが、極めて恐ろしいことに、私はこのブログのことを、その人に知らせてしまったような気がするのだ。アドレスではなくて、タイトルで知らせたような気がする。いや、そもそも知らせてはいないのか?自分でもどちらか分からない。が、ともかく、万が一知らせてしまっていて、早速この話をここに書くと、「ええ~!!」的な事になってしまいかねないので、今は自重しておこう。また一週間位して、ブログの足跡をチェックして、大丈夫そうだったら、いよいよこの胸の痛む話題に触れるとしよう。やはり、先日昔の音楽を聞いて「おっとっと」とテンションが下がったのは何かを予告していたのか。。。


まあそれはさておき、このネタでは書けないので、急遽大晦日の二つの歌番組について書いてみる。

前回も書いたように、注目の紅白、残念ながら見ることが出きなかった。スカタンのNHKが、数年前からラジオ日本での紅白歌合戦の放送をやめてしまったためだ。いやはや、なんのためのラジオ日本なのか。全く意味がない。

それでも何か年末気分に浸りたい、というので、私は仕方なく、文化放送A&Gでネット中継されていた、「アニソン紅白」を見て年を越してみた。カウントダウンまで用意されていて、夜中の0時直前には、「さあ、あと1分で2010年です!」とかやたら盛り上がっていたが、それを見ながら私は、「いや、あと1分でただの3時だけどね」と一人つぶやいていた。結局カウントダウンのあとまだ15分ほど見て、放送を消したので、全て見ていたわけではない。

が、今日、この番組に関するニュースが挙がっていた。例によって以下に引用する。


熱狂「アニソン紅白」は特別ゲスト“ハイジ”がカウントダウン
(2010年1月1日 東京ウォーカー)

12月31日、アニメソング年越しイベント「キングラン アニソン紅白2009」が東京ドームシティ シアターGロッソ(東京都文京区)で開催された。約40組の歌手や声優が登場し、新旧のアニメソング全26曲を熱唱! 新年へのカウントダウンも行われ、大いに盛り上がった。
会場に集まった観客は約600人。層は20~30代が目立ったが、50~60代、家族連れなど多彩だ。また、外国人のファンの姿も見られた。
声優好きの友達グループだという20~30代の女性たちは、関智一さんやT-Pistonzが目当てだとか。曲目リストを見て「口ずさめる歌がほとんどだから、一緒に熱唱します!」と意気込む。20代のカップルも、「昔の声優さんや歌手が出るので懐かしく聞けると思って、チケットを探して買いました」と、初体験のアニソンカウントダウンに期待大。
“老若男女、世代を超えて楽しめるお茶の間番組”という想いから企画されたこともあり、60年代から現在まで幅広いアニメソングが歌われた。例えば60年代なら「巨人の星」や「狼少年ケン」、70年代は「宇宙戦艦ヤマト」、80年代は「魔法の天使クリィミーマミ」やアニメ映画「となりのトトロ」など。言葉どおり“親子で楽しめる”内容となっていた。
また、新年へのカウントダウンのスペシャルゲストには、「アルプスの少女ハイジ」のハイジ役の声優・杉山佳寿子さんが登場。大人から子供まで、大好きなハイジと共に新年を迎えた。
ちなみに、NHK紅白歌合戦は5年連続白組が優勝したが、BS11で生中継されたアニソン紅白は“紅白”と言うものの、採点はせず、勝敗はなし。日本の文化として世界から注目されているアニメやアニソンだけに、来年、再来年と、どんどん大きなイベントになる可能性を秘めていそうだ。【東京ウォーカー】






この日記の固定読者の方で、いったいどれくらいの方がこの番組を見た(あるいはちょっとだけでも見てみた)かどうか、全く分からない。おそらくそんな人は皆無だと思うのだが、もし見た人がいたとすると、このニュース記事がいかに的はずれなものか、容易にわかることだろう。


今回のこの「アニソン紅白」という企画。端的に言うと、



Far less than expected



遥かに予想以下の出来栄えだった。以下、個人的な感想を簡単にまとめてみる。

まずしょっぱな。ステージの画面が映った時点で嫌な予感がさせられた。なんというか、絵がしょぼすぎるのだ。画面は暗いし、何よりもステージの黄色い布(?)がチープな感じを際立たせている。そして注目の一曲目、本家紅白が浜崎あゆみで勝負してきたのに対し、こちらの紅白は、『イナズマイレブン』の主題歌という、かなり微妙なラインから入ってきた。当然、歌も、歌っているグループも私は全然知らない。もっとも、これは私が知らないだけで、このネタで書いている他の人の日記を見てみると、「これが聞きたかった」という人がそれなりに見られたので、そういう意味では間違った選択ではなかったのかもしれない。今年のアニメであることはかわりなく、本家の「昔の名前『だけ』で出ています」という方々とは違うからだ。その後、たしかトトロの歌が続いて、まあここまではある意味理解できた。その後、記憶に残らない展開が繰り広げられたあと、男性声優の羽多野渉が登場。このあたりからかなりおかしくなってきた。彼はあしたのジョーか何かの歌を歌ったのだが、何を言っているかさっぱり分からない(別に彼が嫌いなわけではないし、また避難するつもりもありません)。いや、歌の上手い下手以前に、全く声が聞こえないのだ。妙だと思っていると、彼に限ったことではない。多くの歌い手の声が、あまりに小さく、全然伝わってこないのである。

これまた他の人の日記を見ていると、音響が悪すぎる、という声があった。確かに、お世辞にも音響が良いとは言えなかった。しかし、後述するように、はっきり過ぎるくらい声の聞こえる人がいることを考えると、彼らの声があまりにも小さいという点に問題があるのは明白だった。見て行くと、登場する声優陣の声が軒並み小さい。『幽☆遊☆白書』の「アンバランスなKissをして」を歌った佐々木望など、ぼそぼそつぶやいているようにしか聞こえなかった。声優で歌った人の中で、まともに声が聞こえてきたのは関智一だけだった。そして、彼の場合、聞こえすぎるくらいだった(苦笑)。ということは、他の人達の声にパワーが無さすぎる、ということだろう。

名前を挙げたのは男性声優ばかりだが、当然女性声優陣に関しても同じことが言える。なぜそちらの名前を挙げないかと言うと、単純に名前がぜんぜん分からないから。しかし、私が全然名前の分からない若い人ばかり出てくるというのは、年越しのイベントとしてはどうなのか、少し疑問もある。まあそれはさておき、例えば「残酷な天使のテーゼ」を何人かの女性で歌う、というのがあったが、声が弱すぎて、必然的に残酷さが全く感じられなかった。ただの「天使のテーゼ」になっていた。これは、男性声優陣が歌った「巨人の星」にも当てはまる。大リーグボールを編み出す前に、肩を壊して引退してしまう感じだ。

選曲にも不満が残る。今回、一部の大御所を除き、多くの人は自分の持ち歌以外の歌を歌っていた。そして、それが総じて酷かった。「カラオケ大会」と揶揄されてしまう理由である。(上述した声の迫力のなさも、ひょっとすると自信のなさから「うまく歌わないと」という意識が強すぎたのかもしれない。好意的解釈だが)。
例えば名前が分からないのだが、アニメ『けいおん』に出ていた声優さんが一人来られていた。が、他の女性陣と一緒に歌ったのは、上述の「残酷な天使のテーゼ」。結果はすでに述べたとおりだが、誰がどう考えても、なぜ「Don't Say Lazy!」を歌わない?そもそも、一人だけしか呼べない、というブッキングはどうなのか?そうやって見てみると、非常に失礼な言い方にはなるが、何かスケジュールが開いている人を見繕って集めた、そんな印象さえしてくる。

もちろん、良いところもあった。前半では、成田賢が歌った『誰がために』。昨年が記念の年に当たる、「サイボーグ009」の主題歌であるが、このアニメは私が小学校時代(いつだよ)、小学校から帰る度に夕方の枠で見ていたこともあり、非常に懐かしく感じられた。他も、日記を見ていると、総じて大御所の歌は評判が良かったのだが、残念ながら大御所が出てくる時間帯にはすでに見ていなかったので、そのへんは分からない。

歌以外だと、杉田智和と加藤英美里のアニメ10大ニュースは予想通り面白かった。台本を読んでいるように見えて、明らかにアドリブなコメントの連続。歴女ブームについての「レッツパーリィ」に始まり、アニメの殿堂の「デンドロビウム」などなど、会場も大いにウケていた。最初の歴女にかかわる小芝居は寒すぎてどうしようかと思ったが、それ以降は流石にうまいこまとめてきた、じゃない、ぐだぐだにしていた。

また、記事のタイトルに入っているが、カウントダウンとしてハイジこと杉山佳寿子さんが来られたのは非常に良かった。カウントダウンだけのために来られていたのだが、求められるままに即興で、これまで自身が演じてきたハイジ、テンちゃん(うる星やつら)、コロ助(キテレツ大百科)などのキャラクターのセリフを発し、会場を大いに盛り上げた。正直これは今二つの番組だな、と思っていた私はこれを見て、杉山さんが全て持っていったな、と思わされた。

そしてなにより、日本にいなくても、ネットで見ることが出来る、というのは大きなポイントである。まあ確かに、テレビ放送はBS11チャンネルという、結構微妙な局なので、ネット中継もしないとなかなか視聴者が集まりそうもない、というのは事実ではあるが、こういう「出来る限り見る人の間口を広げる」という手法は良い。色々批判を書いているが、こうやって見ることができたおかげで、ある程度12月31日という感覚を楽しむことができた。
しつこいようだが、現在の本家紅白に欠けているところは、まさにこの点だ。


とまあ、地味に良い点もあったのだが、全体としてみると上述したように、期待はずれの印象は拭えない。記事の最後、来年、再来年とより大きなイベントになる可能性を秘めている、と書いてあるが、これを好意的に解釈し、今年も行うならば、ぜひ今回の反省点を活かしていただきたいところだ。


基本的に、誰でも見れるこのブログではあんまり批判的なことは書いてこなかったはずなのだが、今回は珍しく批判的な話だった。これはきっと、冒頭に述べた、書きたいけど書けなかったショックを引きずっているに違いない。


タイトルは新年ということで、村上春樹の新作(といってももうだいぶ経つが)『1Q84』より。見ての通り、全然関連はありません。

新年一発目がこんなテンションが高いのか低いのかよく分からない、そんな内容ですが、本年もどうぞよろしく。
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