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イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
声に出して読みたくない英語
2011年03月09日 (水) | 編集 |
今日は昨日とは180度転換。
一日中家でお勉強と相成った。
もっとも、進んでいるのか進んでいないのかさっぱりわからない、モヤモヤした一日になってしまった。
いわゆる産みの苦しみの一種なんだろうか?
早く「これならまあいいか」というそれなりの自信の持てるものに仕上げたい。


では、今日は相棒スペシャルのため、早めに本日の一言を。

68. I want your opinion as a judicious man - as a man of the world. (680, The Yellow Face)9.3

「僕は分別のある男としての、あなたの意見が欲しいんです。世の中のことをよく知った男としての」


manというのはつくづく、訳すのが難しいと思う。
というのも、基本的に「男」「人間」、二通りの意味で使われるからだ。近年はフェミの隆盛、もとい、Politicaly correctnessが幅を利かせるようになったため、人類、という意味ではhuman beingという美しくない言葉(声に出して読みたくない英語)が多用されるようになったが、古いものの中には、このman=人間、というのはしょっちゅう出てくる。従って、どちらで訳すか、なかなか難しい。ただ、基本的には、男を指す場合は可算名詞、人間を指す場合は不可算名詞と決まっている。この場合は、a manとはっきり書いてあるため、「男」という訳でよかろう。
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