イギリスのR大学に留学していた近視読者ことミコーバーの日々の生活を描いたブログ。
Plenty of Grumble
2010年02月28日 (日) | 編集 |
今日はほぼ一日部屋でThe Law and the Ladyを読んでいた。

と、こういう事を書くと、



「休日、遊びに行かないの?」




と疑問に思われるかも知れない。確かに、元気があったりゆとりがある時は遊びにいくこともある。ただ、たいてい出るとしてもタウンセンターが関の山。ロンドン外出は夢のまた夢である。というのも、ロンドンに行くのはそれなりにお金がかかるし、また同時に、やはり大きな街だけに、行って帰るだけでそこそこ疲れてしまうのだ。こちらに来る前は、ロンドンに近いし、毎週ロンドンに入り浸ることも可能だなあ、と思っていたのだが、いやはや、我ながら自分の体力を過信していたらしい。そして、実はこれが一番重要なのだが、授業期間中、真面目に授業をこなそうと思ったら、本当に読むものが色々あるので、なかなか暇が無いのである。今私が読んでいるLaw and the Ladyしても、来週の予習ではなく、再来週の金曜日に使う作品である。なぜ早めに読んでいるかと言うと、その再来週がやたら忙しくなりそうなので、少しでも早めに準備を、ということだ。Rもあるし、どこも行かなくても、結構忙しいのである。というわけで、でかけるとしても、せいぜいがPSPのダンジョンである(おい)。



さて、日本ではどうやら今日から(2月27日)本格的にプロ野球オープン戦が始まったらしい。
我がオリックスは因縁の阪神タイガースと試合を行い、見事1-11という恥ずかしいスコアで大敗してしまったらしい。守りの野球を掲げる我がチームが、いきなり11失点とはなんという体たらくか。

特に先発平野が酷かった。3回を投げて9安打7失点は、数字だけを見ても頂けないが、その投球内容ももっと頂けない。毎回先頭打者を出しただけでなく、初球の甘い球を打たれる始末。はっきりいって、昨年のひどいピッチングからなんら変化がない。実は平野、昨年大幅に負け越し谷も関わらず、投げ続けた点を考慮した温情で、契約交渉において奇跡の(?)年俸アップを果たした。この日のピッチングを見る限り、どうもこのアップの意味を全く理解していないとしか思えない。このままではチームメイトにして大学の先輩である、光原の二の舞(註:ルーキーイヤーが一番良かった選手)になりかねない。なんとか立て直してもらいたいところである。二軍で。今年のチームには、進歩のない選手を使い続けるゆとりも甘さもないのだから。

しかし、いきなりマートンに先頭打者初球HRを献上する当たり、明日のスポーツ新聞の一面をプレゼントしているようなもので、完全な利敵行為である。



http://www.youtube.com/watch?v=4bqGJhBQK0Q



この映像を見れば分かるように、打ったのは外角を狙ったところがボール2個甘く入ったストレート。ものの見事にセンターバックスクリーンに弾き返された。良く打球が伸びたなあ、という印象だ。外国人選手にあのような甘い球を投げるあたり(腕の長い彼らにとっては中途半端に外めの球は一番打ちやすい。というか、そこしか打てない奴も多い)、進歩がないと言われても仕方ないだろう。


さて、視点を移してマートンであるが、彼はどうだろうか?見ていると、バッティングの始動(タイミングを取り始めるタイミング)は早すぎず、かといって数年前のフォードのように遅すぎることもなく、打席での雰囲気は悪くない。外のストレートを無理やり引っ張り込むのではなく、やや泳ぎながらセンター方向に弾き返したところも良い(シュアな印象)。どう考えても、メンチよりはまともな打ち方をしている(というか、昨年メンチが来て「久しぶりに良い選手が来た」と言っていた評論家がいたが、アホ丸出しである。今更言っても仕方ないが、彼が通用しないのは獲得した段階でわかっていたことだ。なぜなら、メジャーでの右投手に対する打率が圧倒的なまでに低かったからだ。右投手を打てない右打者=外角のスライダーに弱い、ということであり、日本の内外に投げ分けるピッチングに対応出来るわけが内からである)。


話を戻すが、おそらくマートンは、試合に出続ければ、2割6、7分、HR16~19本は打てるだろう。これが外国人として素晴らしい成績か否かは、人によって評価の別れるところであろう。私が見ていて一番近いと思うのは、2005,6年にオリックスに在籍したブランボーである。ちなみに彼の1年目の成績は打率.263、19本塁打。シーズン当初は4番としていい仕事をしていたが、徐々に外のスライダーにやられるようになった。マートンも泳ぐように外のストレートを打っており、シーズンに入って本格的に内外角に揺さぶられたらどうなるか、分かったものではない。マイナーの数字を見る限りだと、「意外と」フォアボールも良く選んでおり、前述のメンチなどと比べても選球眼そのものは悪くなさそうだが。。。


あと問題は、どう見ても守備が良いとは思えない、ということだ。というのも、一度守備の映像を見たが、明らかに打球に対する動きがあたふたしている。また、体型を見ても明らかなことだが、動きは素早くない。確か彼は走攻守が揃っている、という評判だったと思うが、騙されてはいけない。それは、「彼がアメリカのドラフトにかかったとき」の話であり、それから年月を経て、体が丸くなっていることは容易に想像できるからだ。私の個人的印象としては、何も1番起用にこだわる必要はないと思う。1番にパワーヒッターを置きたいのであれば、桜井でも良いと思うのだが。。。



おっと、オリックスの話をしていたはずが、気がついたらファンでもない阪神の外国人について長々と書いてしまった。今年オリックスには新外国人がおらず(と思ったらどうやら取るらしい。これについてはまた後日)、こういうネタが書けないのである。外国人選手には良く裏切られるが、しかしどんな選手なのか、成功するか失敗するか(なんといっても完全な他人事なので)、結構楽しみなのである。そういうファンも各球団にいることだろう。各球団、できれば年に最低二人くらいは新外国人選手を獲得し、ファンに楽しみを提供してもらいたいものである。




タイトルの元ネタは、『Plenty of Grit』(林原めぐみ)。本当は音のことを考えて、タイトルをPlenty of Grudgeとしたかったのだが、Grudge(恨み)と言うほどのことは書いていないなあと思い、仕方なく二音節のGrumble(不平不満)にした。一応G音で揃えているだけ、努力したと思っていただきたい。
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